花巴の美吉野醸造さまにお邪魔しました [おでかけ]

昨日、花巴を醸す美吉野醸造さまにお邪魔してきました。
雨になるのかなぁと不安も抱えながら、吉野山に向うものの、さすが晴れ女♪見事にイイ天気。
ただ、吉野川にかかる美吉野橋を渡るときは、すごい強風に飛ばされそうになりました;
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お蔵に到着すると、こんなステキな看板が♪

早速、蔵見学させていただきます。
味のあるお酒をつくるため、お米はできるだけ柔らかく蒸して、しっかりはぜ込む麹をつくる。
そして、力強いモトをつくるのだと、力強く語ってくださる橋本杜氏。
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麹室には、甘酒用の麹が。
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モリモリしてて、ネットリした感じが、お酒用の麹と全然違って興味深かったです。

モロミのタンクをのぞかせてもらいます。
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苺のような香りがします。不思議な香り。どんなお酒に仕上がるのか楽しみです。

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木桶仕込みのお酒もあります。
今期は、前に私がお手伝いさせてもらった本醸造のお酒と、この1本の2本の仕込み。
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杉樽は、もちろん吉野杉で作られています。
昨年の3月にお邪魔したときは、柿渋が塗られていなかったように思ったのですが
今回お聞きしたら、夏に柿渋をしっかり塗りこんだそうで、少しいい色になっていました。
これから年々素敵な色になってくるのも楽しみですね。
杉の見本を見せていただいたのですが
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杉の木は、中心部分が茶色くて、油分を多く含んでいるので、真ん中は四角くくりぬかれ木材になります。
そして、その周り。茶色の部分が樽の内側に、白っぽい部分が樽の外側になるようにカットして
樽を作るのだそう。とってもよく考えられてるんですよね。日本の伝統文化ってすごい。

お待ちかねの試飲タイム。
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社長さんも来てくださって、利かせてもらいながら色々お話させていただきました。
今年は冬が寒かったので、造りは上々。酵母無添加の速醸への評価が気になるとのことでしたが
私が言うのもおこがましいですが、花巴らしい香りもあって、口当たりが優しく軽いので
1杯目から飲んでもらえる、新しいタイプの花巴が出来上がったのではないかと思います。
でも、熟成も楽しみですが(笑)。

さて、吉野山の奥千本手前まで移動して、お酒の会。
橋本さんの同級生の方のお宿「桜美荘たいら」さんで、鴨すきです。
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花巴さんのお酒に、肉々しい鴨と、濃厚に甘辛いしょうゆ味の割り下がよく合って、お酒がすすみます。
で、橋本さんが、酔っ払い始めて、お酒を熱く語る語る!
そんな橋本さんがみんな大好きで、これまた喋る喋る(笑)。
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大いに盛り上がったのちに、酔い覚ましの吉野山散策と相成りました。
かつて、花巴が醸されていたという場所を教えてもらったり、楽しいお散歩。
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蔵王堂は、すでに拝観時間はすぎていましたが、少しだけ見せていただきました。
31日からは秘仏が公開されるとかで、またお邪魔したいものです。
蔵王堂からの夕日も素敵でした♪
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と、のほほんとしてるのは、ケーブルカーで下山できると思っているからで・・・
なんと、すっかり終電が終わっておりました;

夕日があの状態ということはですよ、あっというまに日が暮れるわけです。
吉野名物七曲がりを、日が暮れてから下山するというのは遭難の危険があります!(違)
「ともかさん、着物で大丈夫ですか?」と心配してくださる橋本さんに
「遅いですよ~!」とハッパをかけながらの、ぶっちぎってのトップ下山(笑)。
運動不足の飲兵衛たちに、ちょっとばかりの運動を強いた遠足となりました。

美吉野醸造の皆さん、橋本杜氏、ありがとうございました。
そして、ハードな大人の遠足にご参加くださいました皆様、ありがとうございました!



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