九州三日目~日本酒の蔵見学 [おでかけ]
さて、三日目。最終日です。
天神から西鉄に乗りまして(さすがに平日のラッシュ時に写真は撮れませんでした・笑)
久留米の先の大善寺という駅まで40分ほど。
のどかな駅に、若波酒造の今村友香杜氏が迎えに来てくださいました。
そこから車で15分ほど、筑後川の堤防を走ると、お蔵に着きます。
若波酒造の「蜻蛉(とんぼ)」は、当店での大人気銘柄です。
通年商品の茶色も安定していて美味しいのですが、季節商品の白・青・黒・赤が特に人気。
また、特別本醸造の「蒲公英(たんぽぽ)」も♪
蒲公英は、今年の「あもーれ・にほんしゅ」のブラインドコンテストで圧倒的な人気で優勝した銘柄です。
福岡県の鑑評会は今年から、実際に売られているお酒を出品することになったそうなのですが、
純米酒部門では「蜻蛉」が、本醸造部門では「蒲公英」が金賞をW受賞!
「ともかさんの『あもーれ』が、蒲公英の良さを見直すキッカケを作ってくれました」と
今村杜氏の嬉しいお言葉を頂きました。
さて、そんな「蜻蛉」や「蒲公英」が、どんな風土のどんな環境で造られているのか
ずーーーーっと気になっていて、まさにようやくやってこれた若波さんだったのです。
お蔵の直売所は、大川市の「まちの駅」になっていて、
観光パンフレットが置かれていたり、気軽にトイレを借りることもできます。
家具の町大川らしく、木樽を利用して職人さんに作成してもらったという棚や
古道具を直してもらったテーブルなど、素敵なものがいっぱいです。
ガムテープで補修されてることが多い、お蔵の扉のガラスには
なんと、ステンドグラスが!と思ったら、ステンドグラス風のシールを貼ったんだそう。
でも、こういうちょっとしたところに、女性杜氏らしい心配りが見られます。
おばあさまの嫁入り道具だったという長持も、お酒造りの道具を入れて活用されてます。
広くて、フラットなお蔵。
2階もあるのですが、お酒造りはすべて1階で行われています。
今まで、そういうお蔵は見たことなかったので、ちょっと衝撃でした。
しかも、バリアフリーなので、どこにでも台車で動けてしまうという、
ある意味、現代的で、エコで(労力的に)、便利そうな動線でした。
麹室も広々しています。
九州のお蔵は、道具に柿渋をしっかり塗りこむのが特徴だそうで
麹室も、柿渋の見事な色合いになっていて、素敵でした。
使われてなかった実験室を、この夏きれいにしたそうで
今期の造りの分析は、こちらでされるのかしら?24BYも、とても楽しみです。
試飲スペースが、これまた素敵!
昔の道具や、お酒の瓶が並び、ちょっとした博物館風でもあるのですが
どちらかというと、趣のある喫茶店のよう・・・
でも、こんな遊び心もあります(笑)。「酒」に見えるポイントを探すのが大変。
さて試飲。
普段、馴染のない「若波」の銘柄も利かせていただいて、今村杜氏とガッツリ話しこみました。
若波酒造さんは、かつて焼酎蔵も持っていて、製氷作業も行っていたそうなんです。
その関係で氷室があり、そこを貯蔵庫としていたのですが、そこでは5度が限界なため
生酒を貯蔵することにためらいがあったようです。
でも今年、なんと氷温冷蔵庫を導入されたそうなので、もしや新しい展開が見えるかもしれません。
今期の造りに、ますます期待が高まります♪
飾られた菰樽も素敵でした。
若波酒造の皆様、ありがとうございました!
今村杜氏と、お昼をご一緒したのですが
昔は日本酒を造っていたお蔵を改装したという、うなぎ屋さんに連れて行ってもらいました!
うさぎの暖簾が可愛いー!
九州で鰻と言えば、せいろ蒸しなんだそうです。
ふわふわで、すんごい美味しかったー♪
白ご飯にタレがかかってるのではなく、ご飯はもともと甘いお醤油で炊き込まれてるようで
ご飯だけでも美味しいですが、もちろん鰻との相性抜群。錦糸卵も鰻を引き立ててくれてました。
大川市は、天然鰻で有名なんだそうで、
筑後川沿いにいくつもの鰻屋さんがしのぎを削ってらっしゃいました。
福岡には、なんと60を越す日本酒蔵があり、
大川市の隣の久留米市は、なんと日本一の日本酒蔵密集地なんだそうです。
福岡に美味しいお酒がたくさんあるのは知っているつもりでしたが、まさかこんなにとは驚きでした。
久留米まで、今村杜氏に送っていただいたのですが
広々として、とうとうと流れ、たまに暴れる筑後川、
抜けるように高く、それでいて雄大に広がる青空、
山までがずーっと遠い平野・・・こういう土地が、
口当たりは優しいのに、力強く落ち着きのある若波酒造のお酒を造り、育んだのかと
とても納得のいった気がしました。
とても収穫の多かった九州旅行でしたが、移動距離が多くて、なかなかハードな旅となりました。
お世話になった皆様、ありがとうございました!
福岡から、博多華丸・大吉のお二人に見送られて帰ってまいりました(笑)
大好きですね~ん♪(あ、ここはそれこそ「好いとぉ」やったか;)
天神から西鉄に乗りまして(さすがに平日のラッシュ時に写真は撮れませんでした・笑)
久留米の先の大善寺という駅まで40分ほど。
のどかな駅に、若波酒造の今村友香杜氏が迎えに来てくださいました。
そこから車で15分ほど、筑後川の堤防を走ると、お蔵に着きます。
若波酒造の「蜻蛉(とんぼ)」は、当店での大人気銘柄です。
通年商品の茶色も安定していて美味しいのですが、季節商品の白・青・黒・赤が特に人気。
また、特別本醸造の「蒲公英(たんぽぽ)」も♪
蒲公英は、今年の「あもーれ・にほんしゅ」のブラインドコンテストで圧倒的な人気で優勝した銘柄です。
福岡県の鑑評会は今年から、実際に売られているお酒を出品することになったそうなのですが、
純米酒部門では「蜻蛉」が、本醸造部門では「蒲公英」が金賞をW受賞!
「ともかさんの『あもーれ』が、蒲公英の良さを見直すキッカケを作ってくれました」と
今村杜氏の嬉しいお言葉を頂きました。
さて、そんな「蜻蛉」や「蒲公英」が、どんな風土のどんな環境で造られているのか
ずーーーーっと気になっていて、まさにようやくやってこれた若波さんだったのです。
お蔵の直売所は、大川市の「まちの駅」になっていて、
観光パンフレットが置かれていたり、気軽にトイレを借りることもできます。
家具の町大川らしく、木樽を利用して職人さんに作成してもらったという棚や
古道具を直してもらったテーブルなど、素敵なものがいっぱいです。
ガムテープで補修されてることが多い、お蔵の扉のガラスには
なんと、ステンドグラスが!と思ったら、ステンドグラス風のシールを貼ったんだそう。
でも、こういうちょっとしたところに、女性杜氏らしい心配りが見られます。
おばあさまの嫁入り道具だったという長持も、お酒造りの道具を入れて活用されてます。
広くて、フラットなお蔵。
2階もあるのですが、お酒造りはすべて1階で行われています。
今まで、そういうお蔵は見たことなかったので、ちょっと衝撃でした。
しかも、バリアフリーなので、どこにでも台車で動けてしまうという、
ある意味、現代的で、エコで(労力的に)、便利そうな動線でした。
麹室も広々しています。
九州のお蔵は、道具に柿渋をしっかり塗りこむのが特徴だそうで
麹室も、柿渋の見事な色合いになっていて、素敵でした。
使われてなかった実験室を、この夏きれいにしたそうで
今期の造りの分析は、こちらでされるのかしら?24BYも、とても楽しみです。
試飲スペースが、これまた素敵!
昔の道具や、お酒の瓶が並び、ちょっとした博物館風でもあるのですが
どちらかというと、趣のある喫茶店のよう・・・
でも、こんな遊び心もあります(笑)。「酒」に見えるポイントを探すのが大変。
さて試飲。
普段、馴染のない「若波」の銘柄も利かせていただいて、今村杜氏とガッツリ話しこみました。
若波酒造さんは、かつて焼酎蔵も持っていて、製氷作業も行っていたそうなんです。
その関係で氷室があり、そこを貯蔵庫としていたのですが、そこでは5度が限界なため
生酒を貯蔵することにためらいがあったようです。
でも今年、なんと氷温冷蔵庫を導入されたそうなので、もしや新しい展開が見えるかもしれません。
今期の造りに、ますます期待が高まります♪
飾られた菰樽も素敵でした。
若波酒造の皆様、ありがとうございました!
今村杜氏と、お昼をご一緒したのですが
昔は日本酒を造っていたお蔵を改装したという、うなぎ屋さんに連れて行ってもらいました!
うさぎの暖簾が可愛いー!
九州で鰻と言えば、せいろ蒸しなんだそうです。
ふわふわで、すんごい美味しかったー♪
白ご飯にタレがかかってるのではなく、ご飯はもともと甘いお醤油で炊き込まれてるようで
ご飯だけでも美味しいですが、もちろん鰻との相性抜群。錦糸卵も鰻を引き立ててくれてました。
大川市は、天然鰻で有名なんだそうで、
筑後川沿いにいくつもの鰻屋さんがしのぎを削ってらっしゃいました。
福岡には、なんと60を越す日本酒蔵があり、
大川市の隣の久留米市は、なんと日本一の日本酒蔵密集地なんだそうです。
福岡に美味しいお酒がたくさんあるのは知っているつもりでしたが、まさかこんなにとは驚きでした。
久留米まで、今村杜氏に送っていただいたのですが
広々として、とうとうと流れ、たまに暴れる筑後川、
抜けるように高く、それでいて雄大に広がる青空、
山までがずーっと遠い平野・・・こういう土地が、
口当たりは優しいのに、力強く落ち着きのある若波酒造のお酒を造り、育んだのかと
とても納得のいった気がしました。
とても収穫の多かった九州旅行でしたが、移動距離が多くて、なかなかハードな旅となりました。
お世話になった皆様、ありがとうございました!
福岡から、博多華丸・大吉のお二人に見送られて帰ってまいりました(笑)
大好きですね~ん♪(あ、ここはそれこそ「好いとぉ」やったか;)
2012-10-13 19:05
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