先月の広島のたび 1日目 [おでかけ]
もうすっかり1ヶ月も前の話になってしまいました。
法事やらお彼岸参りやら、いろいろ重なってしまったせいもあって
1週間まるっとお休みを頂きまして、広島に行ってきました!
毎年この時期に開かれる「小笹屋竹鶴呑切会」に参加させてもらいました。
今年で17回目になるそうです。
場所はいつもの賀茂川荘。
私の夢でトラが出てきて仲良くなったというのはこの庭です(笑)
まず竹鶴社長からのご挨拶の後、石川杜氏から24BYの造りの概要の説明がありました。
今回は全てのもろみで冷却などの温度制御を全くしなかったそうです。
「完全発酵」とは何かという原点に立ち返り、アルコールをきらすことがすべてではない、
自然な発酵力にできるだけ任せて、もろみに委ねようという発想で
「絶対しないわけではないが、出来るだけしないでいこう」と思っていたそうなんですが
結果的に全く温度制御せず・・・なんと追水ももろみの温度制御もしない造りとなったそうです。
続いて「人を育てる」ということについてのお話。
杜氏という立場から、その存在意義、酒造業界全体に関わるお話を聞かせていただきました。
酒造業界だけでなく、いろいろと考えさせられる内容で、とても興味深く伺いました。
その後は利き酒です。
今回も60種類ほどのお酒が並び、1点ずつ採点しコメントの記入していきます。
造りの方針が見事に現れて、23BYあたりから日本酒度があまり高くなく
24BYでは口当たりが柔らかで甘みを感じたり・・・
竹鶴さんのお酒は2~3年寝てからが勝負と思っていただけに
「お!」と思ったものに熟成感が少なく24BYかと確認したときに驚いてしまいました。
しかし、23BYや22BYを通り越して、21BYと24BYが口に合うというのは面白いものです。
皆さん利き酒なので、含んでは吐きます。利き酒としては当然です。
でも私は飲んでこそのお酒だと思っているので、基本飲んでしまいます。
邪道なのはよくわかってますが、そうでなければ私はお酒を勧められないと思ってるからです。
60点も飲むと、さすがにお腹が一杯になりました(汗)
利き酒の後はホテルにチェックインしてレストランでの懇親会。
今年も素敵なお料理が並び眼福口福でありました。
蔵人さんたちが、どんどんお燗をつけてくださり、お酒も進みます。
利き酒しながらいつも思うのですが「これは燗につけて利きたい・・・」って。
無理な話なのはわかってるんですけどねw
6月にご結婚された専務取締役の敏夫さんが奥様の陽子さんを連れてきてくださいました。
陽子さんは柴犬好きとあって、とても気が合いそうな感じでしたが
二人で柴犬話を始めると止まらなくなるからダメと敏夫さんからダメだしをくらいました;
竹鶴さんでは、社長の奥様は「社長取締役」、陽子さんは「敏夫取締役」だそうです(笑)
広島はもとより、東京・北海道・福岡など全国から飲食店さんや酒屋さんが集まりますから
同席した方たちと名刺交換したり、お話を伺ったり
大阪の飲食店さんが広島の飲食店さんを紹介してくださったりと
交流を深められるのもこの会のいいところです。
2次会も含め、楽しく過ごしながらも勉強になることがたくさんありました。
食事の後、せっかくですから温泉につかりまして、いつもの2次会へ。
後半は登酒店さんの四代目とロシュタンの田代さんとマニアックな話をしてたような・・・
終わらない宴会を抜け出したのは3時半だったと思います(笑)
いろんな方と出会いお話させてもらい、こちらの呑切会で出会った方と再会し友好を深め
普段あまり話せない大阪の飲食店さんたちとも交流を深められたりと、有意義な時間でした。
お会いした皆さん、お世話になった竹鶴酒造の皆様、ありがとうございました!
法事やらお彼岸参りやら、いろいろ重なってしまったせいもあって
1週間まるっとお休みを頂きまして、広島に行ってきました!
毎年この時期に開かれる「小笹屋竹鶴呑切会」に参加させてもらいました。
今年で17回目になるそうです。
場所はいつもの賀茂川荘。
私の夢でトラが出てきて仲良くなったというのはこの庭です(笑)
まず竹鶴社長からのご挨拶の後、石川杜氏から24BYの造りの概要の説明がありました。
今回は全てのもろみで冷却などの温度制御を全くしなかったそうです。
「完全発酵」とは何かという原点に立ち返り、アルコールをきらすことがすべてではない、
自然な発酵力にできるだけ任せて、もろみに委ねようという発想で
「絶対しないわけではないが、出来るだけしないでいこう」と思っていたそうなんですが
結果的に全く温度制御せず・・・なんと追水ももろみの温度制御もしない造りとなったそうです。
続いて「人を育てる」ということについてのお話。
杜氏という立場から、その存在意義、酒造業界全体に関わるお話を聞かせていただきました。
酒造業界だけでなく、いろいろと考えさせられる内容で、とても興味深く伺いました。
その後は利き酒です。
今回も60種類ほどのお酒が並び、1点ずつ採点しコメントの記入していきます。
造りの方針が見事に現れて、23BYあたりから日本酒度があまり高くなく
24BYでは口当たりが柔らかで甘みを感じたり・・・
竹鶴さんのお酒は2~3年寝てからが勝負と思っていただけに
「お!」と思ったものに熟成感が少なく24BYかと確認したときに驚いてしまいました。
しかし、23BYや22BYを通り越して、21BYと24BYが口に合うというのは面白いものです。
皆さん利き酒なので、含んでは吐きます。利き酒としては当然です。
でも私は飲んでこそのお酒だと思っているので、基本飲んでしまいます。
邪道なのはよくわかってますが、そうでなければ私はお酒を勧められないと思ってるからです。
60点も飲むと、さすがにお腹が一杯になりました(汗)
利き酒の後はホテルにチェックインしてレストランでの懇親会。
今年も素敵なお料理が並び眼福口福でありました。
蔵人さんたちが、どんどんお燗をつけてくださり、お酒も進みます。
利き酒しながらいつも思うのですが「これは燗につけて利きたい・・・」って。
無理な話なのはわかってるんですけどねw
6月にご結婚された専務取締役の敏夫さんが奥様の陽子さんを連れてきてくださいました。
陽子さんは柴犬好きとあって、とても気が合いそうな感じでしたが
二人で柴犬話を始めると止まらなくなるからダメと敏夫さんからダメだしをくらいました;
竹鶴さんでは、社長の奥様は「社長取締役」、陽子さんは「敏夫取締役」だそうです(笑)
広島はもとより、東京・北海道・福岡など全国から飲食店さんや酒屋さんが集まりますから
同席した方たちと名刺交換したり、お話を伺ったり
大阪の飲食店さんが広島の飲食店さんを紹介してくださったりと
交流を深められるのもこの会のいいところです。
2次会も含め、楽しく過ごしながらも勉強になることがたくさんありました。
食事の後、せっかくですから温泉につかりまして、いつもの2次会へ。
後半は登酒店さんの四代目とロシュタンの田代さんとマニアックな話をしてたような・・・
終わらない宴会を抜け出したのは3時半だったと思います(笑)
いろんな方と出会いお話させてもらい、こちらの呑切会で出会った方と再会し友好を深め
普段あまり話せない大阪の飲食店さんたちとも交流を深められたりと、有意義な時間でした。
お会いした皆さん、お世話になった竹鶴酒造の皆様、ありがとうございました!
蔵見学レポート3 「花巴」 美吉野醸造さま [おでかけ]
2月23日、奈良の吉野山まで蔵見学にお邪魔しました。
阿部野橋駅で集合したときは、とっても寒かったのですが
吉野に着いたときには、思いのほか暖かく・・・
でも、やっぱり吉野川を渡る橋の上は寒風吹きすさいでおりました;
町議会選挙が近いらしく
「○○候補をよろしくお願いいたします」と連呼するウグイス嬢が
「いらっしゃいませ。吉野へようこそ!」とアナウンスしてくださいました(笑)。
そんなこんなで到着。
橋本杜氏の熱いトークが炸裂します。
麹室のお仕事は終わってらしたのですが、室はやっぱり麹の香りでいっぱいです。
橋本さんのお話は、実にアカデミックでわかりやすいのですが
今回は、もう酒母がない状態だったので、説明が難しかったとおっしゃってました。
いやいや~、十分わかりやすいです♪
階段梯子を上って、高い場所からモロミをのぞかせていただきます。
柄杓で、いろんなモロミを味見させてもらいました!
そして、ヤブタから搾ったばかりの責め部分を飲ませていただくという贅沢ぶり。
その後、みんなのテンションのあがる試飲タイム♪
ずらり10種類。プラス年度違いやら、熱燗やら。
美味しく利かせていただいて、次回酒屋さんにお願いする計画などメモメモ。
会所場で、素敵な看板を見つけちゃいました。
「花巴正宗」だったんですね~。美味しそう~。
で、橋本さんも誘って橿原神宮前まで移動しまして、大和ポークのしゃぶしゃぶ頂きました!
お肉って、ほんと花巴によく合うんですよね。とっても美味しくて、ぺろりと頂きました。
橋本杜氏、花巴の皆さん、ありがとうございました!
阿部野橋駅で集合したときは、とっても寒かったのですが
吉野に着いたときには、思いのほか暖かく・・・
でも、やっぱり吉野川を渡る橋の上は寒風吹きすさいでおりました;
町議会選挙が近いらしく
「○○候補をよろしくお願いいたします」と連呼するウグイス嬢が
「いらっしゃいませ。吉野へようこそ!」とアナウンスしてくださいました(笑)。
そんなこんなで到着。
橋本杜氏の熱いトークが炸裂します。
麹室のお仕事は終わってらしたのですが、室はやっぱり麹の香りでいっぱいです。
橋本さんのお話は、実にアカデミックでわかりやすいのですが
今回は、もう酒母がない状態だったので、説明が難しかったとおっしゃってました。
いやいや~、十分わかりやすいです♪
階段梯子を上って、高い場所からモロミをのぞかせていただきます。
柄杓で、いろんなモロミを味見させてもらいました!
そして、ヤブタから搾ったばかりの責め部分を飲ませていただくという贅沢ぶり。
その後、みんなのテンションのあがる試飲タイム♪
ずらり10種類。プラス年度違いやら、熱燗やら。
美味しく利かせていただいて、次回酒屋さんにお願いする計画などメモメモ。
会所場で、素敵な看板を見つけちゃいました。
「花巴正宗」だったんですね~。美味しそう~。
で、橋本さんも誘って橿原神宮前まで移動しまして、大和ポークのしゃぶしゃぶ頂きました!
お肉って、ほんと花巴によく合うんですよね。とっても美味しくて、ぺろりと頂きました。
橋本杜氏、花巴の皆さん、ありがとうございました!
蔵見学レポート2 「美冨久・三連星」 美冨久酒造さま [おでかけ]
2月16日は、お馴染み美冨久酒造さまへお邪魔しました。
お天気は悪くなさそうでしたが、とにかく寒い日で・・・滋賀県はやっぱり雪でした。
いつもながら、近江鉄道に乗りたいという私のワガママに皆様を付き合わせ(汗)
ガチャコンガチャコンと揺られて参りました。
相変わらずの厚紙の切符に盛り上がり・・・なのに、今回は鋏を入れてもらえなかったozz
悔しいなり;
とかなんとか騒ぎつつ、吹雪く中を美冨久さんへ。
お蔵に入ると、なんと!
「ともかさま、ミフカーごいっこうさま、ようこそおいでやす」
と、萌えうさ吟ちゃんが言うてくれてはるがな♪
専務さんからのご挨拶を頂いて、早速、見学させていただきます。
午後から蒸しがあるとのことで、水切りされてるお米(渡り舟六号)が。
麹を切り返してる真っ最中の杜氏さんを激写。
お邪魔しまして、すみません;
昨日搾ったばかりのお酒を、少し味見させていただいたり
櫂入れ体験をさせていただいたりと
貴重な経験をたくさんさせていただきました!
その後、仕込み蔵2階で、試飲タイム♪と思ったら
なんと年度違い三連星8種類を当てるという、とんでもない利き酒が用意されておりましたー
ひーっっ
ちなみに、23年度の赤・白・黒と、22年度の赤・白・黒、24年度の白にごり、19年度の白。
みんな真剣に利き酒しまして・・・
私はと言うと、5種類は当てたのですが、全問正解とならなかったのは残念すぎる話です;
三連星のことは知り尽くしてると思っていただけに、思いがけない感覚の差があって
正直驚きましたー。勉強になりました。これから益々の精進をいたします。
(でも、今でも1番は23BYの赤だったと思っている・笑)
専務さんや営業さんとみんなでタクシーで移動しまして、軍鶏鍋倶楽部さんへ。
今年は軍鶏鍋ではなく軍鶏すきを頂きました!うんまいっ!
そして美冨久さんの宴会恒例(専務に内緒の)ハズレくじなし大抽選会♪
でも専務にくじをひいてもらうアタリ。
私の番号が最後まで呼ばれなかったのですが・・・
すんごいもの、頂いてしまいましたー!!
(何を当てたか知りたいかたは、お店で聞いてくださいね♪)
いつも趣向をこらしてくださる美冨久酒造のみなさま、ありがとうございました!
特にお忙しい中、飲みに付き合ってくださった専務(四代目候補)さま、
今年からはジオン軍の制服で盛り上げてくださいました営業(カイ・シデン)さま
本当にありがとうございました♪
お天気は悪くなさそうでしたが、とにかく寒い日で・・・滋賀県はやっぱり雪でした。
いつもながら、近江鉄道に乗りたいという私のワガママに皆様を付き合わせ(汗)
ガチャコンガチャコンと揺られて参りました。
相変わらずの厚紙の切符に盛り上がり・・・なのに、今回は鋏を入れてもらえなかったozz
悔しいなり;
とかなんとか騒ぎつつ、吹雪く中を美冨久さんへ。
お蔵に入ると、なんと!
「ともかさま、ミフカーごいっこうさま、ようこそおいでやす」
と、萌えうさ吟ちゃんが言うてくれてはるがな♪
専務さんからのご挨拶を頂いて、早速、見学させていただきます。
午後から蒸しがあるとのことで、水切りされてるお米(渡り舟六号)が。
麹を切り返してる真っ最中の杜氏さんを激写。
お邪魔しまして、すみません;
昨日搾ったばかりのお酒を、少し味見させていただいたり
櫂入れ体験をさせていただいたりと
貴重な経験をたくさんさせていただきました!
その後、仕込み蔵2階で、試飲タイム♪と思ったら
なんと年度違い三連星8種類を当てるという、とんでもない利き酒が用意されておりましたー
ひーっっ
ちなみに、23年度の赤・白・黒と、22年度の赤・白・黒、24年度の白にごり、19年度の白。
みんな真剣に利き酒しまして・・・
私はと言うと、5種類は当てたのですが、全問正解とならなかったのは残念すぎる話です;
三連星のことは知り尽くしてると思っていただけに、思いがけない感覚の差があって
正直驚きましたー。勉強になりました。これから益々の精進をいたします。
(でも、今でも1番は23BYの赤だったと思っている・笑)
専務さんや営業さんとみんなでタクシーで移動しまして、軍鶏鍋倶楽部さんへ。
今年は軍鶏鍋ではなく軍鶏すきを頂きました!うんまいっ!
そして美冨久さんの宴会恒例(専務に内緒の)ハズレくじなし大抽選会♪
でも専務にくじをひいてもらうアタリ。
私の番号が最後まで呼ばれなかったのですが・・・
すんごいもの、頂いてしまいましたー!!
(何を当てたか知りたいかたは、お店で聞いてくださいね♪)
いつも趣向をこらしてくださる美冨久酒造のみなさま、ありがとうございました!
特にお忙しい中、飲みに付き合ってくださった専務(四代目候補)さま、
今年からはジオン軍の制服で盛り上げてくださいました営業(カイ・シデン)さま
本当にありがとうございました♪
九州三日目~日本酒の蔵見学 [おでかけ]
さて、三日目。最終日です。
天神から西鉄に乗りまして(さすがに平日のラッシュ時に写真は撮れませんでした・笑)
久留米の先の大善寺という駅まで40分ほど。
のどかな駅に、若波酒造の今村友香杜氏が迎えに来てくださいました。
そこから車で15分ほど、筑後川の堤防を走ると、お蔵に着きます。
若波酒造の「蜻蛉(とんぼ)」は、当店での大人気銘柄です。
通年商品の茶色も安定していて美味しいのですが、季節商品の白・青・黒・赤が特に人気。
また、特別本醸造の「蒲公英(たんぽぽ)」も♪
蒲公英は、今年の「あもーれ・にほんしゅ」のブラインドコンテストで圧倒的な人気で優勝した銘柄です。
福岡県の鑑評会は今年から、実際に売られているお酒を出品することになったそうなのですが、
純米酒部門では「蜻蛉」が、本醸造部門では「蒲公英」が金賞をW受賞!
「ともかさんの『あもーれ』が、蒲公英の良さを見直すキッカケを作ってくれました」と
今村杜氏の嬉しいお言葉を頂きました。
さて、そんな「蜻蛉」や「蒲公英」が、どんな風土のどんな環境で造られているのか
ずーーーーっと気になっていて、まさにようやくやってこれた若波さんだったのです。
お蔵の直売所は、大川市の「まちの駅」になっていて、
観光パンフレットが置かれていたり、気軽にトイレを借りることもできます。
家具の町大川らしく、木樽を利用して職人さんに作成してもらったという棚や
古道具を直してもらったテーブルなど、素敵なものがいっぱいです。
ガムテープで補修されてることが多い、お蔵の扉のガラスには
なんと、ステンドグラスが!と思ったら、ステンドグラス風のシールを貼ったんだそう。
でも、こういうちょっとしたところに、女性杜氏らしい心配りが見られます。
おばあさまの嫁入り道具だったという長持も、お酒造りの道具を入れて活用されてます。
広くて、フラットなお蔵。
2階もあるのですが、お酒造りはすべて1階で行われています。
今まで、そういうお蔵は見たことなかったので、ちょっと衝撃でした。
しかも、バリアフリーなので、どこにでも台車で動けてしまうという、
ある意味、現代的で、エコで(労力的に)、便利そうな動線でした。
麹室も広々しています。
九州のお蔵は、道具に柿渋をしっかり塗りこむのが特徴だそうで
麹室も、柿渋の見事な色合いになっていて、素敵でした。
使われてなかった実験室を、この夏きれいにしたそうで
今期の造りの分析は、こちらでされるのかしら?24BYも、とても楽しみです。
試飲スペースが、これまた素敵!
昔の道具や、お酒の瓶が並び、ちょっとした博物館風でもあるのですが
どちらかというと、趣のある喫茶店のよう・・・
でも、こんな遊び心もあります(笑)。「酒」に見えるポイントを探すのが大変。
さて試飲。
普段、馴染のない「若波」の銘柄も利かせていただいて、今村杜氏とガッツリ話しこみました。
若波酒造さんは、かつて焼酎蔵も持っていて、製氷作業も行っていたそうなんです。
その関係で氷室があり、そこを貯蔵庫としていたのですが、そこでは5度が限界なため
生酒を貯蔵することにためらいがあったようです。
でも今年、なんと氷温冷蔵庫を導入されたそうなので、もしや新しい展開が見えるかもしれません。
今期の造りに、ますます期待が高まります♪
飾られた菰樽も素敵でした。
若波酒造の皆様、ありがとうございました!
今村杜氏と、お昼をご一緒したのですが
昔は日本酒を造っていたお蔵を改装したという、うなぎ屋さんに連れて行ってもらいました!
うさぎの暖簾が可愛いー!
九州で鰻と言えば、せいろ蒸しなんだそうです。
ふわふわで、すんごい美味しかったー♪
白ご飯にタレがかかってるのではなく、ご飯はもともと甘いお醤油で炊き込まれてるようで
ご飯だけでも美味しいですが、もちろん鰻との相性抜群。錦糸卵も鰻を引き立ててくれてました。
大川市は、天然鰻で有名なんだそうで、
筑後川沿いにいくつもの鰻屋さんがしのぎを削ってらっしゃいました。
福岡には、なんと60を越す日本酒蔵があり、
大川市の隣の久留米市は、なんと日本一の日本酒蔵密集地なんだそうです。
福岡に美味しいお酒がたくさんあるのは知っているつもりでしたが、まさかこんなにとは驚きでした。
久留米まで、今村杜氏に送っていただいたのですが
広々として、とうとうと流れ、たまに暴れる筑後川、
抜けるように高く、それでいて雄大に広がる青空、
山までがずーっと遠い平野・・・こういう土地が、
口当たりは優しいのに、力強く落ち着きのある若波酒造のお酒を造り、育んだのかと
とても納得のいった気がしました。
とても収穫の多かった九州旅行でしたが、移動距離が多くて、なかなかハードな旅となりました。
お世話になった皆様、ありがとうございました!
福岡から、博多華丸・大吉のお二人に見送られて帰ってまいりました(笑)
大好きですね~ん♪(あ、ここはそれこそ「好いとぉ」やったか;)
天神から西鉄に乗りまして(さすがに平日のラッシュ時に写真は撮れませんでした・笑)
久留米の先の大善寺という駅まで40分ほど。
のどかな駅に、若波酒造の今村友香杜氏が迎えに来てくださいました。
そこから車で15分ほど、筑後川の堤防を走ると、お蔵に着きます。
若波酒造の「蜻蛉(とんぼ)」は、当店での大人気銘柄です。
通年商品の茶色も安定していて美味しいのですが、季節商品の白・青・黒・赤が特に人気。
また、特別本醸造の「蒲公英(たんぽぽ)」も♪
蒲公英は、今年の「あもーれ・にほんしゅ」のブラインドコンテストで圧倒的な人気で優勝した銘柄です。
福岡県の鑑評会は今年から、実際に売られているお酒を出品することになったそうなのですが、
純米酒部門では「蜻蛉」が、本醸造部門では「蒲公英」が金賞をW受賞!
「ともかさんの『あもーれ』が、蒲公英の良さを見直すキッカケを作ってくれました」と
今村杜氏の嬉しいお言葉を頂きました。
さて、そんな「蜻蛉」や「蒲公英」が、どんな風土のどんな環境で造られているのか
ずーーーーっと気になっていて、まさにようやくやってこれた若波さんだったのです。
お蔵の直売所は、大川市の「まちの駅」になっていて、
観光パンフレットが置かれていたり、気軽にトイレを借りることもできます。
家具の町大川らしく、木樽を利用して職人さんに作成してもらったという棚や
古道具を直してもらったテーブルなど、素敵なものがいっぱいです。
ガムテープで補修されてることが多い、お蔵の扉のガラスには
なんと、ステンドグラスが!と思ったら、ステンドグラス風のシールを貼ったんだそう。
でも、こういうちょっとしたところに、女性杜氏らしい心配りが見られます。
おばあさまの嫁入り道具だったという長持も、お酒造りの道具を入れて活用されてます。
広くて、フラットなお蔵。
2階もあるのですが、お酒造りはすべて1階で行われています。
今まで、そういうお蔵は見たことなかったので、ちょっと衝撃でした。
しかも、バリアフリーなので、どこにでも台車で動けてしまうという、
ある意味、現代的で、エコで(労力的に)、便利そうな動線でした。
麹室も広々しています。
九州のお蔵は、道具に柿渋をしっかり塗りこむのが特徴だそうで
麹室も、柿渋の見事な色合いになっていて、素敵でした。
使われてなかった実験室を、この夏きれいにしたそうで
今期の造りの分析は、こちらでされるのかしら?24BYも、とても楽しみです。
試飲スペースが、これまた素敵!
昔の道具や、お酒の瓶が並び、ちょっとした博物館風でもあるのですが
どちらかというと、趣のある喫茶店のよう・・・
でも、こんな遊び心もあります(笑)。「酒」に見えるポイントを探すのが大変。
さて試飲。
普段、馴染のない「若波」の銘柄も利かせていただいて、今村杜氏とガッツリ話しこみました。
若波酒造さんは、かつて焼酎蔵も持っていて、製氷作業も行っていたそうなんです。
その関係で氷室があり、そこを貯蔵庫としていたのですが、そこでは5度が限界なため
生酒を貯蔵することにためらいがあったようです。
でも今年、なんと氷温冷蔵庫を導入されたそうなので、もしや新しい展開が見えるかもしれません。
今期の造りに、ますます期待が高まります♪
飾られた菰樽も素敵でした。
若波酒造の皆様、ありがとうございました!
今村杜氏と、お昼をご一緒したのですが
昔は日本酒を造っていたお蔵を改装したという、うなぎ屋さんに連れて行ってもらいました!
うさぎの暖簾が可愛いー!
九州で鰻と言えば、せいろ蒸しなんだそうです。
ふわふわで、すんごい美味しかったー♪
白ご飯にタレがかかってるのではなく、ご飯はもともと甘いお醤油で炊き込まれてるようで
ご飯だけでも美味しいですが、もちろん鰻との相性抜群。錦糸卵も鰻を引き立ててくれてました。
大川市は、天然鰻で有名なんだそうで、
筑後川沿いにいくつもの鰻屋さんがしのぎを削ってらっしゃいました。
福岡には、なんと60を越す日本酒蔵があり、
大川市の隣の久留米市は、なんと日本一の日本酒蔵密集地なんだそうです。
福岡に美味しいお酒がたくさんあるのは知っているつもりでしたが、まさかこんなにとは驚きでした。
久留米まで、今村杜氏に送っていただいたのですが
広々として、とうとうと流れ、たまに暴れる筑後川、
抜けるように高く、それでいて雄大に広がる青空、
山までがずーっと遠い平野・・・こういう土地が、
口当たりは優しいのに、力強く落ち着きのある若波酒造のお酒を造り、育んだのかと
とても納得のいった気がしました。
とても収穫の多かった九州旅行でしたが、移動距離が多くて、なかなかハードな旅となりました。
お世話になった皆様、ありがとうございました!
福岡から、博多華丸・大吉のお二人に見送られて帰ってまいりました(笑)
大好きですね~ん♪(あ、ここはそれこそ「好いとぉ」やったか;)
九州二日目~焼酎の蔵見学に行く [おでかけ]
二日目の朝、ご機嫌に起床。
電車まで時間があったので、鹿児島のお土産やら、特産品やらを物色。
買い込んで、荷物と一緒にコインロッカーに詰め込んで、出発です!
昨日と同じ在来線で、霧島方面へ。
車窓からは桜島♪
モクモクと煙を吐いてます。
そういえば、前日に鹿児島入りしてからというもの、目がずっとゴロゴロしてたのです。
灰の影響なんでしょうかね;
桜島を眺めながら1時間ほど電車に揺られると隼人駅に到着。
本来最寄駅は日当山(ひなたやま)なのですが、隼人で乗り換える電車の数が少ないので
有人駅でタクシーも常駐してる隼人で降りて、タクシーに乗ることにしたのです。
タクシーで移動すること5分強・・・目指す日当山醸造さまに到着です。
日当山醸造さんは、「アサヒ」という芋焼酎を造ってらっしゃるお蔵です。
他にも有名なところでは「千秀」や「百秀」があります。
アサヒは、10年位前に出会って、すっかりハマッた芋焼酎なんです。
見学させてもらうなら、絶対ここがいいと、ずっと思っていた念願のお蔵です。
とはいえ、日本酒のお蔵は何度も伺ってますが、焼酎のお蔵は初めてでして、ちょっと緊張します。
山下杜氏にご案内いただきました。(あ、写真がないっ・涙)
「普段、蔵の案内は勉強のためにも若い蔵人(さん)たちに任せてる」とおっしゃってたのですが
たまたまラッキーなことに、杜氏さん直々にお話を伺うことが出来ました。
芋!
黄金千貫です。
お邪魔したときは、これまたラッキーなことにお米を蒸してる真っ最中でした。
日本酒のお蔵では、あまりお見かけしないドラム式の蒸米機です。
この蒸米機は3階に設置されていて、蒸したあとそのまま、放冷されて、
ドラムの下にある穴から、2階の麹室の床へと落とされて製麹されるそうです。
麹を作るときに使われる種麹は、日本酒の場合黄麹ですが、焼酎は白麹を使われることが多いです。
だから黒麹で仕込んだものには「黒」アピールがありますもんね(笑)。
この白麹、実は黒麹の突然変異で誕生したんだとか。びっくり。
白麹の焼酎はスッキリ系、黒麹のはコクがあり、黄麹は吟醸香のある華やか系・・・
と、よく言われますが、まぁ日本酒度と同じで、目安にしかなりませんわなー、ははは。
さて、麹が出来上がると、1次仕込が行われます。
日本酒でいうところの酒母造りっぽいです。
これは、黒麹の1次仕込のもろみタンク。(酒母タンクではない;)
まさに、真っ黒です。
30℃をキープするため、櫂を入れてるところを、撮影させていただきました!
そして、蒸して粉砕した芋を投入する2次仕込。
こちらは、白麹でした。発酵の力がすごくて、鳴門の渦潮のようにもろみがうねります。
こんな風に2種類の麹を同時に見られる機会も少ないんだとか。らっきー♪
2階から地上に降りてきて、蒸留器を見せていただきました。
(なぜか写真がない;)
90度を沸点とする常圧蒸留と、36度が沸点(すごい!)の減圧蒸留のふたつがあり
それぞれ違ったタイプの焼酎になります。
「アサヒ」と「百秀」は白麹の常圧で、「千秀」は白麹の減圧で造られています。
で、蒸留されて、貯蔵され割り水されて出来上がり。
知識としては知っていたものの、実際に見てみると「ほほーっ」と思うことばかり。
実に興味深い経験でした。
日当山醸造の皆様、ありがとうございました!
隼人の駅まで、杜氏さんに送っていただくと・・・なんとタイミングよく特急「きりしま」が!
まさか「きりしま」にも乗れるとはー♪
鹿児島に到着して、記念撮影
してるところを撮られてました;
鹿児島中央の駅の近くでお昼ご飯。
「わっぜーか丼」というご当地グルメ。
こちらのお店では、黒豚のトンカツ・豚足・冷しゃぶが乗っています。すごいボリューム・・・
メニューに「お二人でどうぞ」と添え書きがあったので、
二人でシェアするつもりで「わっぜーか丼」と「きびなご刺身」を頼んだら
感じの良い店員さんに「いい選択ですね」とグッジョブ認定を受けました(笑)。
きび刺しは、辛子酢味噌で頂くのが鹿児島流のようですが、私は醤油の方が好きかなぁ。
お腹一杯になったのですが、これから福岡に移動するのに、どうしても心残りが。
そう、白くま。
買い込んで、新幹線へ。
新幹線の改札内に、なんと焼酎バーが!
もっと早く知りたかった・・・さて、1時間半の電車の旅。
そして、博多の夜は
活けのやりいか。透明で動いてて、美味しくって、感激でしたー♪
博多に行くときには、絶対にお邪魔しようと思っていた「ネッスンドルマ」さんへ。
ネッスンドルマ・・・オペラ「誰も寝てはならぬ」
なかなか粋なお名前と思いません?(笑)
日本酒のラインナップも、とっても魅力的だし、カウンターのお二人もとっても楽しくて
とても良い時間を過ごさせていただきました!ありがとうございます♪
そしてそして、連日の〆らー
電車まで時間があったので、鹿児島のお土産やら、特産品やらを物色。
買い込んで、荷物と一緒にコインロッカーに詰め込んで、出発です!
昨日と同じ在来線で、霧島方面へ。
車窓からは桜島♪
モクモクと煙を吐いてます。
そういえば、前日に鹿児島入りしてからというもの、目がずっとゴロゴロしてたのです。
灰の影響なんでしょうかね;
桜島を眺めながら1時間ほど電車に揺られると隼人駅に到着。
本来最寄駅は日当山(ひなたやま)なのですが、隼人で乗り換える電車の数が少ないので
有人駅でタクシーも常駐してる隼人で降りて、タクシーに乗ることにしたのです。
タクシーで移動すること5分強・・・目指す日当山醸造さまに到着です。
日当山醸造さんは、「アサヒ」という芋焼酎を造ってらっしゃるお蔵です。
他にも有名なところでは「千秀」や「百秀」があります。
アサヒは、10年位前に出会って、すっかりハマッた芋焼酎なんです。
見学させてもらうなら、絶対ここがいいと、ずっと思っていた念願のお蔵です。
とはいえ、日本酒のお蔵は何度も伺ってますが、焼酎のお蔵は初めてでして、ちょっと緊張します。
山下杜氏にご案内いただきました。(あ、写真がないっ・涙)
「普段、蔵の案内は勉強のためにも若い蔵人(さん)たちに任せてる」とおっしゃってたのですが
たまたまラッキーなことに、杜氏さん直々にお話を伺うことが出来ました。
芋!
黄金千貫です。
お邪魔したときは、これまたラッキーなことにお米を蒸してる真っ最中でした。
日本酒のお蔵では、あまりお見かけしないドラム式の蒸米機です。
この蒸米機は3階に設置されていて、蒸したあとそのまま、放冷されて、
ドラムの下にある穴から、2階の麹室の床へと落とされて製麹されるそうです。
麹を作るときに使われる種麹は、日本酒の場合黄麹ですが、焼酎は白麹を使われることが多いです。
だから黒麹で仕込んだものには「黒」アピールがありますもんね(笑)。
この白麹、実は黒麹の突然変異で誕生したんだとか。びっくり。
白麹の焼酎はスッキリ系、黒麹のはコクがあり、黄麹は吟醸香のある華やか系・・・
と、よく言われますが、まぁ日本酒度と同じで、目安にしかなりませんわなー、ははは。
さて、麹が出来上がると、1次仕込が行われます。
日本酒でいうところの酒母造りっぽいです。
これは、黒麹の1次仕込のもろみタンク。(酒母タンクではない;)
まさに、真っ黒です。
30℃をキープするため、櫂を入れてるところを、撮影させていただきました!
そして、蒸して粉砕した芋を投入する2次仕込。
こちらは、白麹でした。発酵の力がすごくて、鳴門の渦潮のようにもろみがうねります。
こんな風に2種類の麹を同時に見られる機会も少ないんだとか。らっきー♪
2階から地上に降りてきて、蒸留器を見せていただきました。
(なぜか写真がない;)
90度を沸点とする常圧蒸留と、36度が沸点(すごい!)の減圧蒸留のふたつがあり
それぞれ違ったタイプの焼酎になります。
「アサヒ」と「百秀」は白麹の常圧で、「千秀」は白麹の減圧で造られています。
で、蒸留されて、貯蔵され割り水されて出来上がり。
知識としては知っていたものの、実際に見てみると「ほほーっ」と思うことばかり。
実に興味深い経験でした。
日当山醸造の皆様、ありがとうございました!
隼人の駅まで、杜氏さんに送っていただくと・・・なんとタイミングよく特急「きりしま」が!
まさか「きりしま」にも乗れるとはー♪
鹿児島に到着して、記念撮影
してるところを撮られてました;
鹿児島中央の駅の近くでお昼ご飯。
「わっぜーか丼」というご当地グルメ。
こちらのお店では、黒豚のトンカツ・豚足・冷しゃぶが乗っています。すごいボリューム・・・
メニューに「お二人でどうぞ」と添え書きがあったので、
二人でシェアするつもりで「わっぜーか丼」と「きびなご刺身」を頼んだら
感じの良い店員さんに「いい選択ですね」とグッジョブ認定を受けました(笑)。
きび刺しは、辛子酢味噌で頂くのが鹿児島流のようですが、私は醤油の方が好きかなぁ。
お腹一杯になったのですが、これから福岡に移動するのに、どうしても心残りが。
そう、白くま。
買い込んで、新幹線へ。
新幹線の改札内に、なんと焼酎バーが!
もっと早く知りたかった・・・さて、1時間半の電車の旅。
そして、博多の夜は
活けのやりいか。透明で動いてて、美味しくって、感激でしたー♪
博多に行くときには、絶対にお邪魔しようと思っていた「ネッスンドルマ」さんへ。
ネッスンドルマ・・・オペラ「誰も寝てはならぬ」
なかなか粋なお名前と思いません?(笑)
日本酒のラインナップも、とっても魅力的だし、カウンターのお二人もとっても楽しくて
とても良い時間を過ごさせていただきました!ありがとうございます♪
そしてそして、連日の〆らー
九州一日目~おれんじ鉄道でGO! [おでかけ]
晴れ女パワー全快で、いいお天気に恵まれた旅初日。
自由席の特急券しか取ってなかったので、少し早めに新大阪へ。
予定よりも1本早い「さくら」に乗り込んで出発しました♪
今回の旅の目的は、焼酎蔵の見学と、日本酒蔵の見学を、それぞれ一軒ずつ。
郷土料理の研究・・・と、おれんじ鉄道に乗ることです(笑)
博多駅はそのまま通過しまして、九州新幹線で南下。
九州には、何度か来たことがあって、全県制覇してるのですが
電車で来たことがあるのは、鳥栖から長崎に向かったくらいで
今回、鹿児島まで電車で移動するのが、とっても楽しみだったのです。
のどかな車窓を楽しみながら、出水(いずみ)駅で下車。
駅前には、雲海酒造さんの大きな工場が!
アポも入れてないし、時間もないので、写真だけ撮ってきました;
さて、念願の「おれんじ鉄道」に乗りますよー。
初日は、ずーっと電車移動なので、久しぶりに半幅帯を締めました。うさぎちゃん♪
出水駅のお土産物屋さんは、地元のお菓子がいっぱいで
箱入りのものもありますが、基本ひとつずつ買える、嬉しいスタイルでした。
なので、地元の和菓子屋さんのお菓子をふたつ、旅の友に♪
「鶴恋慕」と「鶴乙女」。鶴の飛来地である出水らしいネーミングです。
鶴恋慕は、食感のとても良いブッセでしたし、鶴乙女のトマト餡は面白い味でした。
出水駅を出発して、しばらくは住宅地や山の中を走りますが、突然、海が見えます!
東シナ海に出ました♪
のどかな海に光る日差しがキラキラして、妙にテンションが上がってきます。
もう1本遅い電車なら、綺麗な夕景に出会えたかもしれないと思うと、少しだけ残念ですが
線路と海岸の間の道路を走る地元の方の車や、まだ夏のような日差しに萌える木々を見たり
どこまでも広がる海岸線が、少しだけ丸みを帯びているのを感じるのも楽しいもので、
1時間半ほどのローカル線の旅は、あっというまでした。
新幹線に乗り継げる川内(せんだい)に降りまして、今度は新幹線ではなく在来線で鹿児島に向かいます。
この在来線が、黒い顔にメタリックなボディで、かっこいいんです!
座席は木製で、シートや背もたれは皮製。ドアからドアまで1枚の大きな開口部はUVカットガラスという
車内も、これまた、とってもカッコイイ電車でした。
鹿児島といえば、芋焼酎でしょ!それから、黒豚に、さつま地鶏、さつまあげ・・・
飲みに行きますよー♪
まずは天文館へ。
天文館といえば、やっぱりコレ!
むじゃきのシロクマ。行列ができてました。
スルーしまして(笑)
たくさんのお店の中から、雰囲気の良さそうな居酒屋さんに入りました。
「伝一」さんという、鹿児島の郷土料理と店主の故郷である徳之島の郷土料理を楽しめるお店です。
用意してくれた箸置きが、なんとウサギだった偶然が嬉しいじゃないですか!
朴訥として話しにくいのかなーと思ってた店主は、ちょっとシャイないい男でした♪
大阪でお仕事されてたこともあるそうで、お料理のことなど、色々教えていただきました。
こちらの手作りのさつまあげ(ご当地では「つけあげ」)が、ふわふわで、優しい甘さで、美味しくて
「これは日本酒に合うなー」とか、色々思ったわけです。
もうちょっと焼酎が飲みたいなーってことで、今度は焼酎バー「酒々蔵」さんへ。
鹿児島の、ほぼ全蔵の焼酎を取り揃え、500種類もの焼酎を置いてるというお店です。
カウンターで、お話を伺いながら飲みたかったのですが、
残念ながら一杯で、テーブル席へ。
好みを伝えますと「紫尾の露」の秋限定商品をオススメしてくれました。
「紫尾の露」は、大好きな銘柄なんで、それは飲んどくしかないだろうってことで、お湯割で…
で、夜は更けていき・・・
なぜか伝一さんの同じビルにある、有名なラーメン屋さん「のり一」で〆ラーする羽目に;
でも、この「のり一」さん。
いわゆる鹿児島の、こってりな豚骨スープではなく、あっさりした透明な鶏がらスープ。
麺の量もこぶりで、なんとなく食べれそうな・・・
あっさり玉砕して、ダンナに半分食べてもらいました;
お腹一杯で、腹ごなしにとホテルまで歩く道すがら、竜馬とおりょうの像を見に行くかと思ったのですが
そんな気力もない酔っ払いを暖かく見守ってくれる大久保さんを眺めてきました(笑)
自由席の特急券しか取ってなかったので、少し早めに新大阪へ。
予定よりも1本早い「さくら」に乗り込んで出発しました♪
今回の旅の目的は、焼酎蔵の見学と、日本酒蔵の見学を、それぞれ一軒ずつ。
郷土料理の研究・・・と、おれんじ鉄道に乗ることです(笑)
博多駅はそのまま通過しまして、九州新幹線で南下。
九州には、何度か来たことがあって、全県制覇してるのですが
電車で来たことがあるのは、鳥栖から長崎に向かったくらいで
今回、鹿児島まで電車で移動するのが、とっても楽しみだったのです。
のどかな車窓を楽しみながら、出水(いずみ)駅で下車。
駅前には、雲海酒造さんの大きな工場が!
アポも入れてないし、時間もないので、写真だけ撮ってきました;
さて、念願の「おれんじ鉄道」に乗りますよー。
初日は、ずーっと電車移動なので、久しぶりに半幅帯を締めました。うさぎちゃん♪
出水駅のお土産物屋さんは、地元のお菓子がいっぱいで
箱入りのものもありますが、基本ひとつずつ買える、嬉しいスタイルでした。
なので、地元の和菓子屋さんのお菓子をふたつ、旅の友に♪
「鶴恋慕」と「鶴乙女」。鶴の飛来地である出水らしいネーミングです。
鶴恋慕は、食感のとても良いブッセでしたし、鶴乙女のトマト餡は面白い味でした。
出水駅を出発して、しばらくは住宅地や山の中を走りますが、突然、海が見えます!
東シナ海に出ました♪
のどかな海に光る日差しがキラキラして、妙にテンションが上がってきます。
もう1本遅い電車なら、綺麗な夕景に出会えたかもしれないと思うと、少しだけ残念ですが
線路と海岸の間の道路を走る地元の方の車や、まだ夏のような日差しに萌える木々を見たり
どこまでも広がる海岸線が、少しだけ丸みを帯びているのを感じるのも楽しいもので、
1時間半ほどのローカル線の旅は、あっというまでした。
新幹線に乗り継げる川内(せんだい)に降りまして、今度は新幹線ではなく在来線で鹿児島に向かいます。
この在来線が、黒い顔にメタリックなボディで、かっこいいんです!
座席は木製で、シートや背もたれは皮製。ドアからドアまで1枚の大きな開口部はUVカットガラスという
車内も、これまた、とってもカッコイイ電車でした。
鹿児島といえば、芋焼酎でしょ!それから、黒豚に、さつま地鶏、さつまあげ・・・
飲みに行きますよー♪
まずは天文館へ。
天文館といえば、やっぱりコレ!
むじゃきのシロクマ。行列ができてました。
スルーしまして(笑)
たくさんのお店の中から、雰囲気の良さそうな居酒屋さんに入りました。
「伝一」さんという、鹿児島の郷土料理と店主の故郷である徳之島の郷土料理を楽しめるお店です。
用意してくれた箸置きが、なんとウサギだった偶然が嬉しいじゃないですか!
朴訥として話しにくいのかなーと思ってた店主は、ちょっとシャイないい男でした♪
大阪でお仕事されてたこともあるそうで、お料理のことなど、色々教えていただきました。
こちらの手作りのさつまあげ(ご当地では「つけあげ」)が、ふわふわで、優しい甘さで、美味しくて
「これは日本酒に合うなー」とか、色々思ったわけです。
もうちょっと焼酎が飲みたいなーってことで、今度は焼酎バー「酒々蔵」さんへ。
鹿児島の、ほぼ全蔵の焼酎を取り揃え、500種類もの焼酎を置いてるというお店です。
カウンターで、お話を伺いながら飲みたかったのですが、
残念ながら一杯で、テーブル席へ。
好みを伝えますと「紫尾の露」の秋限定商品をオススメしてくれました。
「紫尾の露」は、大好きな銘柄なんで、それは飲んどくしかないだろうってことで、お湯割で…
で、夜は更けていき・・・
なぜか伝一さんの同じビルにある、有名なラーメン屋さん「のり一」で〆ラーする羽目に;
でも、この「のり一」さん。
いわゆる鹿児島の、こってりな豚骨スープではなく、あっさりした透明な鶏がらスープ。
麺の量もこぶりで、なんとなく食べれそうな・・・
あっさり玉砕して、ダンナに半分食べてもらいました;
お腹一杯で、腹ごなしにとホテルまで歩く道すがら、竜馬とおりょうの像を見に行くかと思ったのですが
そんな気力もない酔っ払いを暖かく見守ってくれる大久保さんを眺めてきました(笑)
名古屋のその後 [おでかけ]
小左衛門さんのお蔵を辞して、名古屋に戻り、一緒に飲み歩いてくれる友人と合流。
彼女の案内で、名古屋・伏見・錦・・・と飲み歩き(笑)
お酒の話やら、懐かしい話に花を咲かせて、とっても楽しい夜となったわけですが
ホテルに戻ると、小左衛門さんで頂いてきた地元銘柄であるところの「始禄」が♪
そうそう、この子がいたのよね~と、1升瓶から手酌酒(爆)
「は!やばい。半分になってるやんっ。誰よ、こんなに飲んだの!」
あ、いや・・・私です。はい;
この始禄が妙にツボにはまりまして・・・しっかりした味わいなのに、グイグイ飲めてしまうんです。
すんごい好きな本醸造なんです。
それもそのはず。一番お気に入りの生原酒の本醸造の加水火入れですから。
帰りに渡辺さんに
「ともかさん、今晩ホテルで全部飲んじゃダメですよ」
と言われた言葉がリフレイン~~
さて、翌日はお昼に噂のあんかけスパゲティをば!
すんごいボリュームがあるって話を聞いてたので、もっとすごいのかと思ってたのですが
意外とペロっと食べられました。Sサイズだったというのもありますが。
お店によっても違うかもしれませんね~。美味しかったです♪
名古屋近郊の酒販店さんを巡ってから、夜は再び錦へ。
名古屋は「ど真ん中祭り」(通称、ど祭)で大盛り上がり。
仲良くしてもらってる、名古屋のママの店にお邪魔しました。
小料理bar結(ゆい)
美人ママのお店で、再びの小左衛門♪
お客様たちともお喋りさせてもらって、楽しい時間を過ごし・・・アフターで、美人独り占め!(笑)
お互い色々話したいことや相談したいことがあって、話は絶えないんだけど
とりあえず、名古屋の日本酒バーやら、日本酒の動向なんかも気になるので、ウロウロはしご酒。
そんな中で面白かったのは「まほらま」さんでした!
個性的な店主のお店なので、好き嫌いはあるかもしれませんが、私は好きです。
こういう熱い人。日本酒談義が、とっても面白かったです。
そして翌日、再び美人ママの結理さんと合流しまして、試飲会にお邪魔しました。
名古屋の試飲会は初参加なのですが、やっぱり熱気むんむんなのは大阪と同じ。
イケメンの常山さん
が出展されてるのは知ってたのですが、わざと何も言わずに参加しました(笑)。
「え!なんで名古屋で?」ってビックリしてくれました~♪
そして、今回どうしてもお会いしたかった山和さん
ひょうひょうとしてはりますが、お酒に対する筋の通った考え方がしっかり伝わってきて
よし!応援するぞ!という気持ちを新たにしました。
この日は、他にも、貴さんや、房島屋さんともお会いできて、貴重なお話をお聞きすることができました。
収穫、収穫♪
そして、美人ママが見たいですよね(笑)
はいはい。
鍋島さんと一緒に撮ってもらいました~♪
名古屋にお出かけの際は、結に遊びに行ってみてくださいね!
というわけで、楽しい名古屋の旅となりました。
お世話になった皆様、ありがとうございました!
書ききれなかったエピソードは、お店にぜひ聞きに来てくださいね~
彼女の案内で、名古屋・伏見・錦・・・と飲み歩き(笑)
お酒の話やら、懐かしい話に花を咲かせて、とっても楽しい夜となったわけですが
ホテルに戻ると、小左衛門さんで頂いてきた地元銘柄であるところの「始禄」が♪
そうそう、この子がいたのよね~と、1升瓶から手酌酒(爆)
「は!やばい。半分になってるやんっ。誰よ、こんなに飲んだの!」
あ、いや・・・私です。はい;
この始禄が妙にツボにはまりまして・・・しっかりした味わいなのに、グイグイ飲めてしまうんです。
すんごい好きな本醸造なんです。
それもそのはず。一番お気に入りの生原酒の本醸造の加水火入れですから。
帰りに渡辺さんに
「ともかさん、今晩ホテルで全部飲んじゃダメですよ」
と言われた言葉がリフレイン~~
さて、翌日はお昼に噂のあんかけスパゲティをば!
すんごいボリュームがあるって話を聞いてたので、もっとすごいのかと思ってたのですが
意外とペロっと食べられました。Sサイズだったというのもありますが。
お店によっても違うかもしれませんね~。美味しかったです♪
名古屋近郊の酒販店さんを巡ってから、夜は再び錦へ。
名古屋は「ど真ん中祭り」(通称、ど祭)で大盛り上がり。
仲良くしてもらってる、名古屋のママの店にお邪魔しました。
小料理bar結(ゆい)
美人ママのお店で、再びの小左衛門♪
お客様たちともお喋りさせてもらって、楽しい時間を過ごし・・・アフターで、美人独り占め!(笑)
お互い色々話したいことや相談したいことがあって、話は絶えないんだけど
とりあえず、名古屋の日本酒バーやら、日本酒の動向なんかも気になるので、ウロウロはしご酒。
そんな中で面白かったのは「まほらま」さんでした!
個性的な店主のお店なので、好き嫌いはあるかもしれませんが、私は好きです。
こういう熱い人。日本酒談義が、とっても面白かったです。
そして翌日、再び美人ママの結理さんと合流しまして、試飲会にお邪魔しました。
名古屋の試飲会は初参加なのですが、やっぱり熱気むんむんなのは大阪と同じ。
イケメンの常山さん
が出展されてるのは知ってたのですが、わざと何も言わずに参加しました(笑)。
「え!なんで名古屋で?」ってビックリしてくれました~♪
そして、今回どうしてもお会いしたかった山和さん
ひょうひょうとしてはりますが、お酒に対する筋の通った考え方がしっかり伝わってきて
よし!応援するぞ!という気持ちを新たにしました。
この日は、他にも、貴さんや、房島屋さんともお会いできて、貴重なお話をお聞きすることができました。
収穫、収穫♪
そして、美人ママが見たいですよね(笑)
はいはい。
鍋島さんと一緒に撮ってもらいました~♪
名古屋にお出かけの際は、結に遊びに行ってみてくださいね!
というわけで、楽しい名古屋の旅となりました。
お世話になった皆様、ありがとうございました!
書ききれなかったエピソードは、お店にぜひ聞きに来てくださいね~
花巴の美吉野醸造さまにお邪魔しました [おでかけ]
昨日、花巴を醸す美吉野醸造さまにお邪魔してきました。
雨になるのかなぁと不安も抱えながら、吉野山に向うものの、さすが晴れ女♪見事にイイ天気。
ただ、吉野川にかかる美吉野橋を渡るときは、すごい強風に飛ばされそうになりました;
お蔵に到着すると、こんなステキな看板が♪
早速、蔵見学させていただきます。
味のあるお酒をつくるため、お米はできるだけ柔らかく蒸して、しっかりはぜ込む麹をつくる。
そして、力強いモトをつくるのだと、力強く語ってくださる橋本杜氏。
麹室には、甘酒用の麹が。
モリモリしてて、ネットリした感じが、お酒用の麹と全然違って興味深かったです。
モロミのタンクをのぞかせてもらいます。
苺のような香りがします。不思議な香り。どんなお酒に仕上がるのか楽しみです。
木桶仕込みのお酒もあります。
今期は、前に私がお手伝いさせてもらった本醸造のお酒と、この1本の2本の仕込み。
杉樽は、もちろん吉野杉で作られています。
昨年の3月にお邪魔したときは、柿渋が塗られていなかったように思ったのですが
今回お聞きしたら、夏に柿渋をしっかり塗りこんだそうで、少しいい色になっていました。
これから年々素敵な色になってくるのも楽しみですね。
杉の見本を見せていただいたのですが
杉の木は、中心部分が茶色くて、油分を多く含んでいるので、真ん中は四角くくりぬかれ木材になります。
そして、その周り。茶色の部分が樽の内側に、白っぽい部分が樽の外側になるようにカットして
樽を作るのだそう。とってもよく考えられてるんですよね。日本の伝統文化ってすごい。
お待ちかねの試飲タイム。
社長さんも来てくださって、利かせてもらいながら色々お話させていただきました。
今年は冬が寒かったので、造りは上々。酵母無添加の速醸への評価が気になるとのことでしたが
私が言うのもおこがましいですが、花巴らしい香りもあって、口当たりが優しく軽いので
1杯目から飲んでもらえる、新しいタイプの花巴が出来上がったのではないかと思います。
でも、熟成も楽しみですが(笑)。
さて、吉野山の奥千本手前まで移動して、お酒の会。
橋本さんの同級生の方のお宿「桜美荘たいら」さんで、鴨すきです。
花巴さんのお酒に、肉々しい鴨と、濃厚に甘辛いしょうゆ味の割り下がよく合って、お酒がすすみます。
で、橋本さんが、酔っ払い始めて、お酒を熱く語る語る!
そんな橋本さんがみんな大好きで、これまた喋る喋る(笑)。
大いに盛り上がったのちに、酔い覚ましの吉野山散策と相成りました。
かつて、花巴が醸されていたという場所を教えてもらったり、楽しいお散歩。
蔵王堂は、すでに拝観時間はすぎていましたが、少しだけ見せていただきました。
31日からは秘仏が公開されるとかで、またお邪魔したいものです。
蔵王堂からの夕日も素敵でした♪
と、のほほんとしてるのは、ケーブルカーで下山できると思っているからで・・・
なんと、すっかり終電が終わっておりました;
夕日があの状態ということはですよ、あっというまに日が暮れるわけです。
吉野名物七曲がりを、日が暮れてから下山するというのは遭難の危険があります!(違)
「ともかさん、着物で大丈夫ですか?」と心配してくださる橋本さんに
「遅いですよ~!」とハッパをかけながらの、ぶっちぎってのトップ下山(笑)。
運動不足の飲兵衛たちに、ちょっとばかりの運動を強いた遠足となりました。
美吉野醸造の皆さん、橋本杜氏、ありがとうございました。
そして、ハードな大人の遠足にご参加くださいました皆様、ありがとうございました!
☆熱烈歓迎あもーれ・にほんしゅ☆
4月29日13時~ 中華料理×日本酒10蔵×チーズ 新たな発見しませんか?
チケット絶賛発売中です!! ぜひ皆様、お誘いあわせの上、ご参加くださいませ♪
詳しくはコチラ
雨になるのかなぁと不安も抱えながら、吉野山に向うものの、さすが晴れ女♪見事にイイ天気。
ただ、吉野川にかかる美吉野橋を渡るときは、すごい強風に飛ばされそうになりました;
お蔵に到着すると、こんなステキな看板が♪
早速、蔵見学させていただきます。
味のあるお酒をつくるため、お米はできるだけ柔らかく蒸して、しっかりはぜ込む麹をつくる。
そして、力強いモトをつくるのだと、力強く語ってくださる橋本杜氏。
麹室には、甘酒用の麹が。
モリモリしてて、ネットリした感じが、お酒用の麹と全然違って興味深かったです。
モロミのタンクをのぞかせてもらいます。
苺のような香りがします。不思議な香り。どんなお酒に仕上がるのか楽しみです。
木桶仕込みのお酒もあります。
今期は、前に私がお手伝いさせてもらった本醸造のお酒と、この1本の2本の仕込み。
杉樽は、もちろん吉野杉で作られています。
昨年の3月にお邪魔したときは、柿渋が塗られていなかったように思ったのですが
今回お聞きしたら、夏に柿渋をしっかり塗りこんだそうで、少しいい色になっていました。
これから年々素敵な色になってくるのも楽しみですね。
杉の見本を見せていただいたのですが
杉の木は、中心部分が茶色くて、油分を多く含んでいるので、真ん中は四角くくりぬかれ木材になります。
そして、その周り。茶色の部分が樽の内側に、白っぽい部分が樽の外側になるようにカットして
樽を作るのだそう。とってもよく考えられてるんですよね。日本の伝統文化ってすごい。
お待ちかねの試飲タイム。
社長さんも来てくださって、利かせてもらいながら色々お話させていただきました。
今年は冬が寒かったので、造りは上々。酵母無添加の速醸への評価が気になるとのことでしたが
私が言うのもおこがましいですが、花巴らしい香りもあって、口当たりが優しく軽いので
1杯目から飲んでもらえる、新しいタイプの花巴が出来上がったのではないかと思います。
でも、熟成も楽しみですが(笑)。
さて、吉野山の奥千本手前まで移動して、お酒の会。
橋本さんの同級生の方のお宿「桜美荘たいら」さんで、鴨すきです。
花巴さんのお酒に、肉々しい鴨と、濃厚に甘辛いしょうゆ味の割り下がよく合って、お酒がすすみます。
で、橋本さんが、酔っ払い始めて、お酒を熱く語る語る!
そんな橋本さんがみんな大好きで、これまた喋る喋る(笑)。
大いに盛り上がったのちに、酔い覚ましの吉野山散策と相成りました。
かつて、花巴が醸されていたという場所を教えてもらったり、楽しいお散歩。
蔵王堂は、すでに拝観時間はすぎていましたが、少しだけ見せていただきました。
31日からは秘仏が公開されるとかで、またお邪魔したいものです。
蔵王堂からの夕日も素敵でした♪
と、のほほんとしてるのは、ケーブルカーで下山できると思っているからで・・・
なんと、すっかり終電が終わっておりました;
夕日があの状態ということはですよ、あっというまに日が暮れるわけです。
吉野名物七曲がりを、日が暮れてから下山するというのは遭難の危険があります!(違)
「ともかさん、着物で大丈夫ですか?」と心配してくださる橋本さんに
「遅いですよ~!」とハッパをかけながらの、ぶっちぎってのトップ下山(笑)。
運動不足の飲兵衛たちに、ちょっとばかりの運動を強いた遠足となりました。
美吉野醸造の皆さん、橋本杜氏、ありがとうございました。
そして、ハードな大人の遠足にご参加くださいました皆様、ありがとうございました!
☆熱烈歓迎あもーれ・にほんしゅ☆
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北陸遠征(氷見へ) [おでかけ]
高岡に戻って、今度は氷見線(もちろん単線)に乗り込んで、一路、氷見へ向います。
冬の日本海に出ました!
進行方向右側に日本海が出るのがわかってますから、ちゃっかり右側ボックスをゲット。
時間があれば、下車してゆっくりしたいところですが、とにかく氷見に急ぎます。
雨晴海岸の奇岩などをながめてると、あっという間に到着。
午前中だけ蔵開きをしてるという「曙」のお蔵にお邪魔したかったのですが
残念ながら、この時点でお昼;
泣く泣く諦めて、街を散策しながらフィッシャーマンズワーフへ向います。
白木造りの雰囲気のある神社があったり
「魚取社」という、かわいい神社があったり
素敵な街です。
海岸のテトラポットの上には、たくさんのカモメ(笑)。
海の奥には、雪の立山連邦が美しく見えます。
そして到着したフィッシャーマンズワーフは
ハットリくんでした(笑)。
氷見の海産物を仕入れまして、面白い食材の研究など。楽しいわ~♪漁港だいすき!
お昼は、近くの食堂で、氷見の寒ブリのお刺身と、白海老かき揚げ丼。
さらに潮汁。うまし♪
帰りは、ハットリくん列車に揺られて高岡へ。
車内放送は、ハットリくんが「ニンニン♪」と言ってくれておりました。
高岡で、ちょっとお買い物。マスの寿司は有名ですが、ブリの寿司もあるんですよね。
かぶらのお漬物が乗って、こちらも美味しかったです。
帰りに金沢に寄ろうか迷いつつ、高岡からまっすぐ大阪へ。慌しくも楽しい旅となりました。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました!
旅のすべては書ききれないので、ぜひお店に聞きにきてくださいね。
冬の日本海に出ました!
進行方向右側に日本海が出るのがわかってますから、ちゃっかり右側ボックスをゲット。
時間があれば、下車してゆっくりしたいところですが、とにかく氷見に急ぎます。
雨晴海岸の奇岩などをながめてると、あっという間に到着。
午前中だけ蔵開きをしてるという「曙」のお蔵にお邪魔したかったのですが
残念ながら、この時点でお昼;
泣く泣く諦めて、街を散策しながらフィッシャーマンズワーフへ向います。
白木造りの雰囲気のある神社があったり
「魚取社」という、かわいい神社があったり
素敵な街です。
海岸のテトラポットの上には、たくさんのカモメ(笑)。
海の奥には、雪の立山連邦が美しく見えます。
そして到着したフィッシャーマンズワーフは
ハットリくんでした(笑)。
氷見の海産物を仕入れまして、面白い食材の研究など。楽しいわ~♪漁港だいすき!
お昼は、近くの食堂で、氷見の寒ブリのお刺身と、白海老かき揚げ丼。
さらに潮汁。うまし♪
帰りは、ハットリくん列車に揺られて高岡へ。
車内放送は、ハットリくんが「ニンニン♪」と言ってくれておりました。
高岡で、ちょっとお買い物。マスの寿司は有名ですが、ブリの寿司もあるんですよね。
かぶらのお漬物が乗って、こちらも美味しかったです。
帰りに金沢に寄ろうか迷いつつ、高岡からまっすぐ大阪へ。慌しくも楽しい旅となりました。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました!
旅のすべては書ききれないので、ぜひお店に聞きにきてくださいね。
北陸遠征(若鶴さま) [おでかけ]
富山に入ると、さらに雪の量がハンパない。
金沢あたりで吹雪きまして、高山到着時には積雪量が90センチ。
ホテルにチェックインだけして、高山の酒場にくりだす。
たまたま入った赤提灯は、なんと吉田類さんが取材に来た店。
これはアタリをひいたかと、テンションがあがるものの、あれ?日本酒はすべて瓶売り?うーん;
しかも品揃えがゴニョゴニョ…
お刺身は素晴らしいし、面白い郷土料理も食べられて良かっただけに、ちょっと残念な結果。
店を移動して、仕切りなおし・・・と思ったら、こちらも瓶売り。高山の居酒屋さんのデフォルトなんでしょうか。
美味しいイカを食べましたが、やっぱり残念。
こういう形ででも、何種類か置いてくれてるのは有難い気もしつつ
でも、せっかくの酒処なのに、これくらいの品揃えなんやなーという勿体無さに、色々考えさせられました。
そこそこ調べて行ったつもりだったのですが、もっと情報を集めておけばよかったなぁ;
ま、ちゃっかり、おいしいお料理の研究はできたので、ヨシとします!
さて、翌日。
高岡から、城端(じょうはな)線という単線に乗って(もちろん、テンション激上がり♪)
油田(あぶらでん)という無人駅へ。
大好きな「苗加屋」を造る若鶴酒造さまへお邪魔しました。
10年以上前から、ずっとお邪魔したいと思ってたお蔵だけに、気合十分でしたが
予想以上に大きなお蔵でビックリしました。
去年、紫綬褒章を授与されたという、とっても元気な78歳の杜氏さんに
色々お話を伺いながら、蔵を案内して頂きました。
昔は、南部杜氏と越後杜氏を抱えていて、それぞれの蔵人集団で切磋琢磨してた話は
実に興味深かったです。 地元の方は、新潟弁と岩手弁の両方に慣れなければいけなくて大変だったそう。
その名残が、桶の名前に・・・
今も名前だけ松蔵と鶴蔵として、当時の名残を残してるそうです。
鶴蔵に移動するには、外の階段を5段ほど降りないといけないのですが、その階段が凍ってるんです。
今回の旅で、一番危険な場所でした(笑)。
地元用の、本醸造酒や普通酒を、かなりたくさん造ってらっしゃるので、機械に頼る部分も多いそうですが
苗加屋や、大吟醸酒など上級酒は、昔ながらの手造りで別の造りをされてます。
普段は絶対に見せないという、苗加屋のモト部屋も見せていただきました。めちゃ嬉しい♪
苗加屋のもろみ。少し飲ませていただきました。嬉しすぎです!!
また、夏の間の農業の話など、新潟や富山のお話をたくさん聞かせてくださいました。
今は使われていない古い蔵も見せていただいたのですが、レトロな素敵なものが一杯。
重そうな扉も、趣があります。
こちらの蔵は、この夏にはコンサートができるようなイベントホールに改装するんだそうです。
その前に伺えてよかったなぁと、しみじみ思いました。ほんと、とっても素敵な空間なんですもん。
でもきっと、改装されたら、それはそれで素敵な蔵として生き返ることでしょうね。楽しみが増えました。
お昼前から、蔵のお仕事がお忙しくなるとのことで、朝早くからお相手してくださいました。
無理をお願いして申し訳ありません。皆様ありがとうございました!
11時過ぎには再び高岡へ。
金沢あたりで吹雪きまして、高山到着時には積雪量が90センチ。
ホテルにチェックインだけして、高山の酒場にくりだす。
たまたま入った赤提灯は、なんと吉田類さんが取材に来た店。
これはアタリをひいたかと、テンションがあがるものの、あれ?日本酒はすべて瓶売り?うーん;
しかも品揃えがゴニョゴニョ…
お刺身は素晴らしいし、面白い郷土料理も食べられて良かっただけに、ちょっと残念な結果。
店を移動して、仕切りなおし・・・と思ったら、こちらも瓶売り。高山の居酒屋さんのデフォルトなんでしょうか。
美味しいイカを食べましたが、やっぱり残念。
こういう形ででも、何種類か置いてくれてるのは有難い気もしつつ
でも、せっかくの酒処なのに、これくらいの品揃えなんやなーという勿体無さに、色々考えさせられました。
そこそこ調べて行ったつもりだったのですが、もっと情報を集めておけばよかったなぁ;
ま、ちゃっかり、おいしいお料理の研究はできたので、ヨシとします!
さて、翌日。
高岡から、城端(じょうはな)線という単線に乗って(もちろん、テンション激上がり♪)
油田(あぶらでん)という無人駅へ。
大好きな「苗加屋」を造る若鶴酒造さまへお邪魔しました。
10年以上前から、ずっとお邪魔したいと思ってたお蔵だけに、気合十分でしたが
予想以上に大きなお蔵でビックリしました。
去年、紫綬褒章を授与されたという、とっても元気な78歳の杜氏さんに
色々お話を伺いながら、蔵を案内して頂きました。
昔は、南部杜氏と越後杜氏を抱えていて、それぞれの蔵人集団で切磋琢磨してた話は
実に興味深かったです。 地元の方は、新潟弁と岩手弁の両方に慣れなければいけなくて大変だったそう。
その名残が、桶の名前に・・・
今も名前だけ松蔵と鶴蔵として、当時の名残を残してるそうです。
鶴蔵に移動するには、外の階段を5段ほど降りないといけないのですが、その階段が凍ってるんです。
今回の旅で、一番危険な場所でした(笑)。
地元用の、本醸造酒や普通酒を、かなりたくさん造ってらっしゃるので、機械に頼る部分も多いそうですが
苗加屋や、大吟醸酒など上級酒は、昔ながらの手造りで別の造りをされてます。
普段は絶対に見せないという、苗加屋のモト部屋も見せていただきました。めちゃ嬉しい♪
苗加屋のもろみ。少し飲ませていただきました。嬉しすぎです!!
また、夏の間の農業の話など、新潟や富山のお話をたくさん聞かせてくださいました。
今は使われていない古い蔵も見せていただいたのですが、レトロな素敵なものが一杯。
重そうな扉も、趣があります。
こちらの蔵は、この夏にはコンサートができるようなイベントホールに改装するんだそうです。
その前に伺えてよかったなぁと、しみじみ思いました。ほんと、とっても素敵な空間なんですもん。
でもきっと、改装されたら、それはそれで素敵な蔵として生き返ることでしょうね。楽しみが増えました。
お昼前から、蔵のお仕事がお忙しくなるとのことで、朝早くからお相手してくださいました。
無理をお願いして申し訳ありません。皆様ありがとうございました!
11時過ぎには再び高岡へ。