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北陸遠征(常山さま) [おでかけ]

先の福千歳さんから、車で5分くらいのところに「常山」のお蔵があります。
酒屋さんに常山さんまで送っていただきました。ありがとうございました!

福千歳の雄二郎さんのお兄さんと、こちらの晋平さんが実は中学で同じクラスだったとか。
味噌蔵の息子さんもご一緒で、醸造クラスだったらしいです(笑)。面白いですね。
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常山のご子息、晋平さんは、修行先から戻られて、今期からお酒造りに携わっておられます。
女子にきゃーきゃー言われそうなイケメンですが、礼儀正しい気持ちのいい青年です。
ぽっちゃり体型のチワワちゃんを溺愛してるところが、とっても可愛らしかったりします。

さて、「常山」の杜氏さんは、とてもお話し上手でした。 話慣れてはるなぁと思ってたら、前職は居酒屋さん。
どうしても自分でお酒造りがしたくなって転職されたんだそう。
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お酒のキレにこだわりを持ってらして、スパッとキレるキレイな印象が強いのは
お米を溶かしすぎないよう、常に固めに仕上げることに気を遣ってらっしゃるからなんですが
上品にお米の旨みが乗っていて、ただキレイなだけのお酒で終わらないところがいいですね。
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元気なもろみも、色々見せていただきました。
蔵に戻ってらした晋平さんが、お酒造りに関わることで、今後の変化にも期待したい「常山」です。
常山の皆様、ありがとうございました!

福千歳さんも、常山さんでも、麹室に入る前に少し暖かいスペースがありました。
出麹の際に、40度ほどの蒸し暑さの室から、急激に寒い外気温に晒すのを避けるため
一旦、20度ほどのスペースで枯らすんだそう。
気温の低い雪国だからこその方法なんでしょうね。妙に納得してしまいました。

時間があれば、福井駅周辺のお寺や神社を巡ろうと思ってましたが
雪がどうなるかもわからないので、とにかく富山に向うことに。
「次のサンダーバードは?」と思ったら、1時間前に出発しているはずの電車が、まだ到着していない;
結局、1時間半遅れで出発して、高岡へと向いました。

北陸遠征(福千歳さま) [おでかけ]

18日・19日の土日。北陸に遠征してきました。
今年最後の大寒波がやってくるとの予報にドキドキしながら出発。
17日の時点で、かなりの積雪との話だったので、予定より1時間早いサンダーバードに乗ることに…。
大阪駅で折り返すはずの電車が、出発時間になっても到着せず;
結局、車庫から電車を出すとかで、30分遅れの出発となりました。
予定通りの電車で行ったら、明らかに約束の時間に間に合わなかったので
早い出発にしたのは正解でした。雪おそるべし。

高槻をすぎたあたりから、畑に雪が見えるなぁと思ってたら、山科あたりで、ぐっと冷え込み雪景色に。
さらに高島あたりで、一面真っ白。敦賀を越えると、積雪量が尋常でなくなってきました。
福井には少し遅れたものの、当初の予定よりは10分ほど早く到着。
福井駅前には「梵」の大きな看板。
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「梵」のお蔵には伺いません(笑) が、この雪です。50cmとお聞きしました。

お世話になってる酒屋さんのご家族と合流しまして、まず「福千歳」のお蔵にお邪魔しました。
甑倒しどころか、搾りも終えられていて、蔵は落ち着いてはりましたが
その分、ゆっくり見せていただけましたし、いろんなお話を伺うことができました。
がらんとした麹室には、きれいに洗浄された酒袋が干されていました。槽しぼり用の酒袋です。
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口を折りたたんで、もろみが漏れないように袋を積んでいくには、熟練の腕が必要で花形仕事なんだそう。
「本来、若輩者の僕がさせてもらえる仕事じゃないんです」とおっしゃる雄二郎さん。
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槽の左右に、杜氏さんと二人で順々に積んで行く様子を、詳しく教えてくださいました。
東京農大を卒業して、蔵に戻ったばかりの雄二郎さん。
ご自身の造られるお酒に対する、若々しい熱い思いを感じました。
ほんわか優しい社長のご家族と杜氏さんで造られるお酒は、優しい山廃のお酒と、甘みの強い速醸のお酒。
これからが楽しみな「福千歳」でした。
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福千歳の蔵の皆様、ありがとうございました!

広島の旅 その3「広島の夜、そして朝」 [おでかけ]

広島に到着して、路面電車(♪)に揺られること20分。流川界隈に到着です。ホテルにチェックインして、以前「あもーれ・にほんしゅ」に広島から遠征してきてくださった「広島のママ」のお店に向かいます。
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「小料理バー こまき」さん。可愛い女将さんのいるお店です。

台風の日だったので、「すんごい暇かもしれないです~」と言ってはりましたが、どんどんお客様がいらして、とっても賑やかでした。ウチとよく似た感じのカウンターなもので、ついついお隣のお客様や皆さんを巻き込んで、ワイワイ話してしまったのですが、コチラのお店・・・普段はお客様同士の交流はあまりないんだとか(汗)。こちらだけではなくて、広島のお店って、そういう感じだと聞いて、「うっわー、めっちゃ荒らした?」って焦り焦り;でも、みなさん「楽しかった」って言ってくれた(気を遣わせた?・滝汗)ので、まぁいいか(笑)。
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焼酎もたくさん置いてはるのですが、日本酒は広島酒を中心に中国地方のお酒が色々。せっかくだからここは金冠黒松だよね!と、お願いすると、隣のお客様が「オレ、杜氏さんの奥さんと知り合いで・・・」と話しかけてくださいました。「うわー、奇遇ですね。私さっきまで金冠黒松さんにいました!」」と大盛り上がり。そのお客様はお約束があるとかで、ビールをサクサク飲んで残念ながらお帰りに;
すると今度は別のお客様から「金冠黒松~♪」とのご注文。「あ、私さっきまで金冠黒松さんにいました!」と、また金冠黒松さん話。このお客様、なんと金冠黒松さんのご子息とお友達らしく、そのご子息ももうすぐいらっしゃるとか・・・帰れませんがな(笑)。で、いらっしゃいましたよ!
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このイケメンっぷり♪ただいま、広島市内の酒屋さんで修行中だそうで。蔵に戻ると営業するという次期社長さん。「じゃあ、しっかりお客様にアピールしないと!」と言っても、「そんなの無理~」とか言うし。若いのぅ。そんなタイミングで見事に他のお客様が「日本酒・・・なにがいいかな?」とおっしゃるもので「あ、金冠黒松、いいですよ!美味しいですよ~♪この方、次期社長さんです」と猛アピール。「そうかぁ、このタイミングなんですね」と妙に感心されてしまいました。 あれ?・・・広島の方はシャイなんだそうです;やだなー、なんか大阪の人が厚かましいみたいですやん(笑)
とにかく、ワイワイ楽しませていただきまして、一旦「こまき」さんを退出。うちの店のお客様から紹介していただいたバーにお邪魔。1杯バーボンを頂きまして、その後、お店の終わった「こまき」の女将、まきこさんと合流してもう一軒。色々お話して、とっても充実した夜となりました。そして、もちろんこの日もホテルに辿り着いたのは、やっぱり深夜3時;なかなか頑張りました。

翌日、お昼をまきこさんとご一緒することになってたので、午前中を繁華街ですごすことに・・・。日本酒の充実した酒屋さんを、まきこさんから教えてもらおうと思っていたのに、昨夜すっかり忘れてまして、とりあえずウロウロ。そしたらなんと、玉川とか白瀑とか置いてる酒屋さんを発見♪おー、これは良い感じじゃない?と入ってみると、私の好きなタイプのラインナップが充実してます。ということは、きっと私の好みを理解してもらえるかなぁと思って、色々話してみると、これまたキュートな男前店員さんと大いに意気投合!素敵な広島酒をたくさん紹介して頂きました。お酒への思いがちゃんと通じるってホント楽しいー♪こちらから広島酒は入れさせてもらうことになりました。
で、まきこさんと合流しまして、そんな話をすると、「尋ねられたら、そのお店紹介したと思います!すごい嗅覚ですね!」と言われました。確かにお酒に関する嗅覚はすごいと、自分でも変な自信をもっちゃいました(爆)。
お昼は、日本酒の充実した焼鳥屋さんに連れて行ってもらいました。夜に焼き鳥食べに来たいー!!次回課題ですね。

そして、午後に続く・・・
あ、ちなみに、明日その酒屋さんから広島酒が届きますよ~お楽しみに♪

広島の旅 その1 「小笹屋竹鶴」 [おでかけ]

すっかり遅くなりました;
うんと、9月のシルバーウィークの話です。お休みを頂いて、広島まで行ってきました。
新大阪から新幹線に乗るのですが、「のぞみ」で行けばいいものを、あえて1本早い「さくら」で。だって乗りたかったんだもん~~。福山で「こだま」に乗り換えて(今の「こだま」って、めちゃめちゃカッコイイね!「さくら」よりテンションあがってしまった・笑)東広島まで行きました。台風の中…さてさて、どんな珍道中やら;

まず、主たる目的の竹鶴酒造さん。初日は竹原のホテル「賀茂川荘」で呑切会&懇親会です。
本来は、その年のお酒が大丈夫か専門家を呼んで利いてもらうための呑切会ですが、昨今は蔵を開いての試飲会というかお披露目会であることが多いようです。が、竹鶴さんでは酒屋さんや飲食店を呼んで、お酒とお酒がつなぐ輪の未来を考えようという、それはそれは真剣な(?)会。

会議用テーブルに座って聞くは、竹鶴代表取締役からのご挨拶。
続いて竹鶴専務からのご挨拶&お話。そして石川杜氏からのご挨拶&お話。
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専務さんのお話は「清酒中の有機酸について」。昔、生物だか化学だかで習った(らしい)酸の話から始まりましたが、チンプンカンプン(笑)。でも何故竹鶴のお酒は酸度が高いのか?というお話は、とても興味をそそられました。ま、結局のところ、あんまり意味はわからないんですけど(汗)。
杜氏さんのお話は、22BYの造りのお話と、文献から考えるに「生もと造り」が確立した時代とその背景についてのお話。文献というのは、正しい歴史が書かれていないことも多いので、それが正確かどうかはわからないところもありますが、石川杜氏ならではの解釈が面白く、歴史的なことも踏まえて楽しく聞かせていただきました。

お勉強が終わると、待ちに待った利き酒です!
「やったー!」と思うのもつかの間、50点を超える日本酒のリストを手渡され、それぞれに評点と寸評を書いていくのです。米違い、精米違い、加水無加水、年度違い、タンク違い…それぞれの年の傾向や、熟成具合、特徴などなど、いろいろわかることが多くて、大変勉強になりますが、なにしろ「竹鶴」ですから舌が追いつきません;
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それでも、ちゃんと(?)のど越しまでチェックしてまわり、最初の方で利いたものの印象が変わってないか、再度確認して「うん、大丈夫!」とレポートを提出しました。

とってもハードな呑切会の後は懇親会です。呑切では、すべて常温で利いていました(当たり前;)が、その全てのお酒を蔵人さんたちが燗してくれます。っていうか、常温ですら出てこないです。ぜーんぶ、ずーっと燗。なんとも素敵な時間です。そして、もちろん美味しいお食事。
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広島ですからね~牡蠣は外せません!残念ながらアレルギーがあるので私は食べられませんが;
とにかく、美味しいお酒で十分満足してるところに、豪勢な料理でとても食べ切れず、同じテーブル方たちに、ほとんどを食べてもらったのでした。

満腹になって、お部屋でちょっと休憩。お部屋は、「燗の美穂」のお二人とご一緒させてもらいました。
温泉でゆっくり温まって、お腹の中も燗してからの、2次会です。なんと囲炉裏のある離れにて。ここでも蔵人さんたちの燗。なんて贅沢。
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奥の正面で爆笑してますわw
杜氏さんや社長さんと、がっつり話込み、しっかり親交を深めさせて頂きました。いやー、杜氏さん楽しい人です。妙に面白い。興味深い方でした。もっとゆっくり話してみたいです。
ご一緒した登酒店さんと、「よばれや」の牧園さんとも普段できないようなお話も色々できて楽しかったのですが、この呑切に集まったいろんな地域の酒屋さんや飲食店さんとの交流が、とても楽しく、また勉強させてもらうことがたくさんあって、実に収穫の多い2次会でした。そりゃあ、3時まで飲んでたら、いっぱい話せるだろうって話なんですけどね(爆)。
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よぅ飲みました♪竹鶴の燗サイコーです!

さて翌日…ちゃーんと起きて朝風呂へ。(こんなときだけ、ちゃんと早起きできるんだよね・笑)。美味しい朝ごはんも頂いて、いざ蔵見学。町並保存地区にある竹鶴酒造は、まるで江戸時代にタイムスリップしたみたいです。
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石川杜氏直々の説明で、蔵を見学させていただきます。
酒母室にて生もと造りの解説。熱のこもった説明に、みんな真剣に聞き入ってましたが、まじめな顔で「酒造り=エロス論」を始められるので、ちょっと笑ってしまいました。
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21BYから生もと造りに使用されている木桶。
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家紋が入ったタンクナンバーが、めちゃめちゃかっこいいです。

昔はお酒の劣化を防ぐ為に、防腐剤が入っているお酒も多かったらしいのですが、竹鶴酒造さんでは防腐剤を入れずに貯蔵・販売をすることを信条としていたので、昭和初期から貯蔵庫の冷蔵設備に力を入れてらしたとか、仕込み水用の井戸を掘るのに、大変だったお話とか、某漫画家さんのお話だとか、色々楽しいお話を伺って、今度は宿禰雄町の田圃に移動です。
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結構な高台で、とても気持ちのいいところです。前日の台風で倒れてるんじゃないかとずいぶん心配されてましたが、元気にすくすく育ってるようで、安心しました。 田圃の見学中に思いっきり田圃の中にコケタ方がいらっしゃいましたが、大丈夫だったかなー。

昼食は有名(らしい)なお好み焼き屋「御幸」さんに連れて行ってもらい 、酒粕入り「純米吟醸 たけはら焼」を食す。・・・ほのかに酒粕の風味がするかな?(笑)しかし、中にいれる麺を、中華蕎麦がいいかうどんがいいか聞かれてビックリでした。後から広島の方に尋ねたところ「普通だ」とのお答え。うーん、奥が深い。美味しく頂きました♪

ずっと着物でいたこともあり、いろんな方に声をかけていただき、交友関係が広まるキッカケになったのは嬉しい誤算でした。2次会はお風呂上りだろうし旅館の浴衣も味気ないなぁと思って、自前の浴衣を着てたのは、ずいぶんと社長のお気に召したようで(笑)、「お酒も着物も同じ日本の文化ですから、しっかり継承して盛り上げていきましょう!」と二人で大盛り上がり。 とても喜んでいただけて和服美人(?)冥利につきます。
どんな会なのか、ドキドキしながらの参加でしたが、本当にたくさんのことを学ばせていただきました。蔵のスタッフの方々の実に温かいもてなしに感謝し、この経験をうまくお店で還元できるよう頑張っていきたいものです。
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そして旅は、まだまだ続きます。

美冨久酒造さま蔵見学会 [おでかけ]

昨日、お客様たちと美冨久酒造さまにお邪魔しました。
小料理ともかで、唯一、常に必ず3種類以上置いてある銘柄の蔵元さんです。
ですから、お客様たちには、とってもお馴染みの「美冨久」「三連星」。
大阪駅に集合したときから、みんな絶好調で出発となりました。
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ここ数日の冷え込みで雪が心配されましたが、とってもイイ天気で、日差しは暖かく風は冷たく
蔵内は冷え込みます。やっぱり滋賀は寒かったです。
おなじみ「アナハイム・エレクトロニクス社」(@ガンダム)滋賀水口支部長である(笑)藤居さまの案内で
まずは仕込み蔵から。
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洗米・蒸米所、モト場、麹室と、山廃の説明を加えながら、テキパキと説明してくださいます。
新たなる三連星のタンクを愛でつつ、しぼりたての特別本醸造を柄杓で頂きました。
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蔵でしか味わえない楽しみの一つです。美味しい♪
一通り見せていただいたら、お待ちかねの利き酒タイム。
新作の三連星は、残念ながらまだ味わえませんでしたが、三連星の白と黒。
美冨久ブランドの純米、本醸造、、純米吟醸、純米大吟醸と色々試飲させていただきました。
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わはは(笑)。

ちょっと移動しまして、今年は軍鶏鍋を頂きました!
これまたとっても美味しくて、たまりません。美冨久さんのお酒にもピッタリ。
で、こんなお酒を作ってくれてました~
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感動です(涙)。
明日から、お店で飲んでいただけますよん♪

とっても楽しくて美味しい蔵見学となりました。
お忙しいところ、案内&宴会と時間を割いてくださった藤居さま、杜氏さま
いつも連邦軍の制服の良く似合う営業さま(4月のお祭も頑張ってください!)、他スタッフの皆様
ありがとうございました。
そして、ご参加くださいましたお客様、ありがとうございました。

私は個人的に、念願の近江鉄道に乗れたのが、とっても嬉しかったです(笑)

天野酒さま蔵見学 [おでかけ]

先日、ポカポカと気持ちのいいお出かけ日和に、河内長野の西條合資会社さまにお邪魔しました。
河内長野の駅から、徒歩にして5分ほどのところに
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こんなステキな蔵があります。

いつもお世話になっている酒屋さんにセッティングしていただいたのですが、待ち合わせ時間が二転三転・・・それもそのはず、この日は何と出品酒の袋吊りの日だというのです。そんな大変な日にお邪魔してしてしまい、申し訳なかったですが、なかなか実際に見る事のできない、袋吊りの現場を見学させていただけて、とても嬉しかったです。
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精米所での、イケメン山本さんのご挨拶に始まり、洗米所、麹室、仕込蔵とご案内頂き、とっても丁寧な説明をいただきました。蔵見学が初めてのお客様は、初めて見る光景と香りに、呆然とというか、恍惚となってらっしゃいました。タンクを覗かせてもうと、ボルテージは最高潮となり
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その勢いのまま、利き酒に・・・
山本スペシャルからは、7号、8号、1801号生モト、本醸造の4種類。
他にも大阪ではおなじみの、阿吽、天野酒や、梅酒も出していただきました。
本醸造がとっても美味しかったので、早くリリースしてほしいなぁ♪
8号と1801号は、以前ウチでお出ししていた荒走りの、オリなしのもの。
まだまだ硬くて、口当たりもキツイですが、間違いなく美味しいお酒です。
個人的には8号の今後がとても楽しみなんですが、お客様たちは7号がお好きだったようです。

わかりやすく、きめ細かな案内してくださいました山本さま、
見学会が重なってお忙しかった西條社長さま、シャイな杜氏さま、他スタッフのみなさま
ありがとうございました。
そして、セッティングしてくださった登さま、ありがとうございます。

帰りに、近くの居酒屋さんで天野酒の吟醸酒を1升瓶でボトル飲み(笑)。
とっても楽しい2次会となりました!
ご参加のみなさま、ありがとうございました~。

大倉本家さま蔵見学 [おでかけ]

奈良に遠足に行ってきました。
もちろん大倉本家さまの蔵見学が目的ですが、せっかくですから近くの当麻寺にも参拝することに。

まず、中将姫伝説で有名な当麻寺。法隆寺と同時代の建物の数々、幾多の戦渦をくぐり抜けて東西2本とも現存する古塔には圧倒されます。前日の雪で、足元があまり良くなかったのですが、瓦や庭に雪が残る様子は荘厳で、とても素敵でした。
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中の坊で、4年に一度しか一般公開されない絵天井を見せていただきました。残念ながら写真は撮れませんが、昭和初期から70年ほどかけて150人の画家が奉納した名画で飾られた格天井は、とても素晴らしいものでした。1枚、とっても可愛らしいウサギが描かれていて、持って帰りたかったです(笑)。
当麻寺のご本尊は、国宝である曼荼羅堂の當麻曼荼羅なのですが、絵天井のある同じ客殿に平成曼荼羅が祀られており、こちらで曼荼羅の絵解きをしていただきました。當麻寺伝統の「絵解き」には一部に独特の節回しがついており、「絵解き節法会」と呼ばれるもので、實秀長老の朗々たるお声を聞かせてもらうことができました。
重要文化財の書院(元国宝)でお抹茶をいただきました。後西天皇をお迎えしたという書院は見事な襖絵と、色彩豊かな牡丹の屏風で、質素ながらも美しい佇まいでした。
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長老が、思いのほかたくさんお話してくださって、当麻寺の滞在時間がおしてしまい、大慌てで拝観させていただくことに・・・導き観音、東塔を借景とし心字池を中心とした大和三名園に数えられるお庭、霊宝館を見て、とにかく本堂にお参り。
お庭では梅が春を告げていました。
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美しい四天王が本堂にいらっしゃるのはわかってながら、泣く泣く・・・;。団体で予約しないと、絵解きと絵天井は見せていただけないので、今回はそちらを優先。でも、それだけの価値のある中の坊でした。
今度また1人ででもゆっくり本堂や金堂を拝観したいと思います。

そして、いよいよ大倉本家さまに移動。
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「隣の人間国宝」をおあずけにされてしまったシャイな社長に代わりに、KMYさまが案内してくださるのですが、その饒舌っぷりにはいつもながら驚かされます(笑)。キメ細やかに詳しく説明してくださって、とても分かりやすかったと、お客様にも好評でした。ありがとうございました!
そしてお待ちかねの・・・
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みんなの顔が一気にほころぶのがわかります。
社長が、色々と気を回してくださって、麹やもろみを味見させてくださったり、ミニ天秤しぼりでしぼりたてを飲ませてくださったりと、とても楽しかったです。
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そのあと、今井町のお蕎麦屋さんで宴会。こちらでは酒屋さんが面白いお酒を用意してくださってたので、大いに盛り上がりました。お料理も美味しくいただき、お酒もガッツリ飲ませてもらって、楽しい時間を過ごしました。 ご参加のみなさま、ありがとうございました~♪
そして、お世話になった大倉本家のみなさま、本当にありがとうございました!

招徳酒造さまに行ってきました [おでかけ]

京都は伏見の招徳酒造さまに行って参りました。
急な話だったので、こちらで募集をかけられず、失礼いたしました。
で、今回は少人数でちんまりと行ってきました。

招徳酒造さま、京都市内で1645年に木村家が創業。
大正中期に名水の里・伏見の現在地に移転し、昭和18年に四つの醸造場と合同。
その後、酒銘と同じ招徳酒造となったそうです。

十石舟の運河沿いに、黒塀立ち並ぶ大手の蔵元さんたちとは、まったく違う佇まいの
こぢんまりした可愛い蔵でした。街の中に突然あるので驚きます。
コンパクトな蔵のつくりは、動線が良く考えられていて、動きやすそうです。
井戸からくみ上げられた水が、1階の床を常に流し続け、その水源の豊富さを物語っていました。

女性杜氏さんにご挨拶して、可愛らしくてテンションの高い営業さんにお酒を用意して頂き
朗らかで楽しい社長さんと談笑しながら、色々お酒を利かせていただきました。
高精米でも低精米でもなく、香りよりも柔らかな味わいと自然な酸のある
京料理によくなじむ上品なお酒に仕上がっていますが、
優しいながらもシッカリした生もとのお酒は、造り手の気合が感じられました。
まだ発売前の生原酒とか、生もとの純米大吟醸を寝かせたお酒とか貴重なお酒も色々。
「これがすき♪」というお酒も新たにあったので、また店でもお出ししますね!

桃山の方に送っていただいて、お昼ごはん。
酒屋さんや、藤岡酒造さまなど近くの蔵を巡りつつ、伏見のお酒を勉強して参りました。
竜馬さまさまの寺田屋やらも散策して、一大遠足となりました。

そうそう、途中で、大好物の香蘭社の器を発見して、思わず衝動買い(笑)。
お酒と共に、いいお土産になったのでした♪
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