花巴の会 レポート

毎日暑くて、ボーっとしております。
ちょっとご無沙汰しておりますが、皆様お元気ですか？
先日の花巴さんの蔵元杜氏を囲んでの日本酒会のレポートです。

２部制で開催いたしました「花巴の会」
どちらも満席で、ありがとうございました。

まずはお酒のご紹介。
乾杯はこちら。純米大吟醸の２０年生古酒！驚きの３BYです。もちろん非売品。

低温熟成ということもあって、２０年も寝かせたとは思えないフレッシュ感もあって美味しいです。
山廃じゃないのに、山廃っぽい味がするのも、花巴さんらしくて、ニッコリなってしまいました(笑）。
２０年も前に、生のお酒を熟成させたらどうなるかなぁ・・・と、
とんでもないことを思いついてくださった社長さんに感謝感謝です。

そして、次々と、美味しいお酒たち。

弓絃葉　純米吟醸(山田錦５０％）無ろ過生原酒２１BY
弓絃葉　純米（山田錦７０％）無ろ過生原酒２２BY
山廃　特別純米　無加圧直汲み　無ろ過生原酒２２BY
山廃　特別本醸造（山田錦７０％）無ろ過生原酒２２BY
山廃　雄町　純米吟醸　だだにごり　生酒２２BY
太古の滴　純米無ろ過生原酒２１BY
山廃特別純米（山田錦７０％）火入れ２０BY

どれもとっても美味しいのですが、私は個人的には特別本醸造が、とても好きです。
当日はさっぱり飲んでいただきましたが、２日ほど経つと、甘みが増してグッと深みが出てきます。
弓弦葉の純米吟醸が、一番親しみやすいかと思うのですが
やっぱり花巴さんといえば山廃ですね。無加圧の純米の人気が一番高かったです。
そして燗につけると、またどれも違う花を咲かせてくれるような、二度目の美味しさがあります。
特に火入れのお酒は、２年ほど熟成されてるので全体的に丸みがあり、熱めの燗でもOK。
だだにごりの燗も、旨みがぶわーっと増して美味しかったです。
でもって、３BY生のぬる燗。これはもう二度と味わえない感動でしょうね。幸せな味でした。

お料理は、こんな感じで。

お刺身３種盛り合わせ
つぶ貝の山葵もずく和え
ごま豆腐と夏野菜の葛あんかけ
鶏の柚子胡椒グリル茗荷添え
変わり冷奴
小鮎南蛮
水茄子浅漬け


と、〆にならない、にゅうめん。わかさぎの佃煮添え。
なんで〆ならないかというと、鱧のあらでとった出汁をしっかり含ませて、汁なしに仕上げてあるので
アテになっちゃうからでした(笑）。

今回は、吉野川のほとりの蔵元さんとのコラボということで
川魚や、吉野葛をふんだんに使ってみました。私自身も、とっても楽しかったです。
そんな至福の写真♪