冬至 [お料理]

今日は冬至。1年で一番夜が長くなる日ですね。
明日からは、徐々に日が長くなると思うと、ちょっと嬉しくなります。
が、本格的な寒さはこれからですよね~うーん、ちょっとブルーかも;

冬至といえば、かぼちゃを食べてゆず湯に入ると、1年風邪を引かないという謂れ。
うちも例に漏れず、かぼちゃをご用意しております。
101222_15414411.jpg
「かぼちゃのそぼろ餡かけ」。
柚子は、中をくりぬいて、大根とシメサバのなますを入れた柚子釜にいたします。

かぼちゃと柚子を食べて、1年の無病息災を祈りましょう♪

柿の白和え [お料理]

これまた冬の人気メニュー、「柿の白和え」も登場です。
125912521428416109983_20091125140014.jpg
柿は、アルコールの分解を早め、肝臓の負担を軽減してくれる果物なんだそうです。
飲む前でも飲んだ後でも効果があるとか・・・ないとか・・・(汗)
果物ですからモチロン甘いですが、甘さをマイルドにして、日本酒に合うように仕上げています。
肝臓に負担の大きくなる時期ですから(笑)、ぜひぜひどうぞ。

美酒鍋 [お料理]

もう12月。師走と言われるだけあって、なんだか気だけが急いてしまいます。
1年って、ほんと早いですね。
一気に気温も下がってきて・・・って、今日はポカポカ暖かいですやん;

でもでも、12月。今年も美酒鍋の登場です!
125990108307616306439_20091204133122.jpg
去年の白味噌仕立ては、来月のお楽しみ。今月は昆布だし醤油仕立てです。
もちろん〆の麺も違うので、また楽しみにしててくださいね~

ここんとこ、妙に人気のある大倉さんの新酒は、本日蔵出しだそうです。
金曜日には、うちにも届きますので、これまたお楽しみに♪

背子蟹、再び♪ [お料理]

またも背子蟹を仕入れてしまいました。
前回のは、初物ってこともあり、調子に乗って大きいのを入れてしまったのですが(笑)
今回は小ぶりです。
101117_2041541.jpg
シェルクラブ・・・とまでは行きませんが、殻が柔らかいので
小さいですけど、しがめば簡単に食べられます。
外子も美味しいですけど、私は内子派♪
味噌と一緒に濃厚なところを口に含んで、あとは日本酒。
生もとの龍力、玉川の1年熟成あたりがよく合いますが、すっきり東北泉や白瀑もいい感じです。

あ、白瀑といえば、大人気の「ど」が来月アタマには登場の予感です。
楽しみにしていてくださいね!

プライベートで、ちょっと色々ありまして、やや凹み気味ではありますが、頑張っております。
「元気だしや~!」って声かけにきてくださると嬉しいです。

背子蟹 [お料理]

今年も解禁になりましたよ。越前蟹♪
雄は大きくて立派で美味しいですが、雌の背子蟹が大好きです。
今年の初物、早速入れちゃいましたー!
1746780_847371789_56large.jpg
外子も内子もビッシリ詰まってますし、肉はネットリ甘くて…お酒がすすみます(笑)

同じ日本海側の「玉川」なんか、とっても合いそうですね。
試してみようっと♪

今日は魚屋さんに川蟹もたくさんいました。
川蟹も湯がいて食べると美味しいんですよね~雌が♪
でも今日は背子蟹買ってしまったので・・・また次回ってことで。

魅惑の黒い瞳 [お料理]

だだちゃ豆の季節が終わって、黒豆の枝豆が美味しい季節になりました。
黒枝豆・・・といえば丹波の「紫頭巾」が好きなんですが、今年の高騰っぷりには唖然としちゃってまして。
そんなときに若狭の「黒い瞳」に出会いました。
紫頭巾に負けず劣らずの濃厚な味わいと、勝る勢いの芳醇な香り。
湯がいてホクホクを味見したら、もう止められない止まらない(笑)。美味しいですよー♪
101008_1608531.jpg
これはお酒だねとばかりに
奈良の大倉本家さまの山廃純米吟醸と、岩手の喜久盛さまの純米酒を開けました。
くしくもガッツリ男らしい蔵元さんのお酒が揃いました(笑)。
「おおくら」は、予想以上にキレイな香りで飲みやすく、後口に酸が際立ち、「大倉さんだなー」と。
これだけでも美味しいですが、黒枝豆を食べると、「おおくら」の美味しさが引き立ちます。
「純米喜久盛」は、するっと飲めるのに味わいがガツン系。
飲み飽きしないタイプで、いくらでも飲めそうです。私は常温が好きですが、燗につけても♪

魅惑の「黒い瞳」にあわせて(笑)、ゴツゴツした男の酒を味わいに来てくださいね。

お月見料理 [お料理]

昨日は、たくさんのご来店ありがとうございました。
そして、たくさんのウサギちゃんに会えて、とっても幸せでした♪

「自殺うさぎ」の本、天使うさぎと悪魔うさぎのぬいぐるみ、指輪、扇子、はんかち、ウサ耳(笑)などなど
色々工夫してくださって、楽しかったです。
そして、たくさんの月見スイーツをお持ちくださったお客様も!
ありがとうございました~♪

というわけで、ツキはあったんですけど月はありませんでした;
残念ながら、夕方少し雨が降ってたのもあり、大阪は曇り空。
キレイな満月というわけにはいきませんでした・・・
が、昨日もとっても美味しいお酒をご一緒させていただいて、楽しい夜でした。

昨日ご用意していたお月見料理は
1746780_618822760_221large.jpg
茗荷ごはんの真ん丸おにぎり。お団子を積み上げるように、おにぎりを積むのが泉州流です。
里芋ふくめ煮。こちらもモチロン真ん丸で。鶏つくね団子を一緒に炊いて、鶏の味をしっかり含めてあります。
満月たまご焼・・・は真ん丸にならず;半月でした(笑)。
お酒は徳島の三芳菊の純米酒、雄町のひやおろし。
月と人魚のキレイなラベルは、華やかな香りと優しい甘さを物語るようです。

たくさん召し上がっていただいて、色々スッカリなくなりました!
今日は祝日でまたお休みなので、また金曜日に頑張って仕込みます。
今朝方のものすごい雷雨にはビックリしましたが、もう大丈夫そうですね。
「竜巻注意報」が大阪に出る日が来るとは思いませんでした;
みなさま、よい休日をお過ごしくださいませ。

さんまご飯 [お料理]

秋の声が聞こえてくると、秋刀魚ですよね~
実は夏の秋刀魚が好きなんですが、今年は高くて手が出ませんでした;
9月に入っても、一向に安くならず、どうしたものかと思っていたら、昨日あたりからお手ごろ価格になってるじゃないですか!初物なので、昨日は焼いてお出ししていたのですが、もうウズウズしちゃって・・・
さんまご飯!
100916_17020311.jpg
軽く焼いた秋刀魚と、たっぷりの生姜を入れて炊いた、炊き込みご飯です。
個人的には、一番の秋の味覚かもしれません。おかずなしで、ずっとご飯を食べられますよ~(笑)

あ、でも、さんまご飯のスゴイところ。お酒にとっても合うんです。
特にちょっと濃い目のお酒。
100916_1703501.jpg
グビグビいくなら、常温の「陽の光」なんか美味しいです。飲みすぎます。本来グビグビ系のお酒じゃないのに、さんまご飯との相性がいいのか、グビグビいっちゃう感じになります。
熱燗でチビチビいくなら、間違いなく「八号酵母」。8割精米の味わいの濃さが、なんとも言えずベストマッチ。熟成酒ではないのですが、やや熟成感があり、燗につけると味わいがグッと膨らみます♪
ぜひぜひ~!

冬瓜 [お料理]

冬の瓜と書いて、冬瓜・・・でも夏の食材です。なんでも、夏にできて、冬まで保管できるから「冬に食べられる瓜」という意味なんだそうです。食べ物の名前って面白いですよね。

昔は、冬瓜は近所の畑で「おばちゃーん、1個ちょうだーい!」と言って、貰ってくるものでした(笑)。
最近は、すっかり八百屋さんでしか見かけなくなりましたねー。1個ごろんと買ってくると重いしボリュームがあって面倒なんですが、皮と種をとると意外と少なくなったりします。
昔から、なぜかこの冬瓜を炊くのが好きで、この季節になると、どうしても作りたくなるのが「冬瓜そぼろ」
100915_1719041.jpg
優しい味で、どんな日本酒にも合わせられる、オールマイティなにくいヤツです。

鶏ミンチをタップリつかったおだしを、あんかけにして冷たい状態でお召し上がりいただきます。
まだまだ暑い日が続きますので、暑気払いには絶品ですよ。

じゃこなす [お料理]

うちの実家のほうの郷土料理に、「じゃこなす」とか「じゃここうこ」と呼ばれる料理があります。
「じゃこ」というのはいわゆる雑魚ではなくて、雑魚海老。一般的には「とびあら」と呼ばれる小さな海老です。
その海老と水ナスを炊いたものを「じゃこなす」。水ナスの古漬けで炊いたものを「じゃここうこ」と呼びます。
思うほど古漬けがなかったので、今回は「じゃこなす」です。
100912_1629131.jpg

ご飯によく合う一品ですが、もちろん日本酒にもバッチリ合いますよ♪

岸和田のだんぢり祭りが始まる頃には、渡り蟹が上がり始めます。
地元のお祭りには欠かせないお料理なのですが、今年はまだ渡り蟹をおがんでません;
とにかく暑すぎるんですよね~そろそろ涼しくなって、濃厚な渡り蟹を味わいたいものです。
もちろん、安く手に入るようになったら、ウチでもお出ししますよん。
それまでは、ジャコ海老で我慢我慢・・・最近は「ジャコ海老の唐揚げ」も人気です。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog