北陸遠征(若鶴さま) [おでかけ]

富山に入ると、さらに雪の量がハンパない。
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金沢あたりで吹雪きまして、高山到着時には積雪量が90センチ。

ホテルにチェックインだけして、高山の酒場にくりだす。
たまたま入った赤提灯は、なんと吉田類さんが取材に来た店。
これはアタリをひいたかと、テンションがあがるものの、あれ?日本酒はすべて瓶売り?うーん;
しかも品揃えがゴニョゴニョ…
お刺身は素晴らしいし、面白い郷土料理も食べられて良かっただけに、ちょっと残念な結果。
店を移動して、仕切りなおし・・・と思ったら、こちらも瓶売り。高山の居酒屋さんのデフォルトなんでしょうか。
美味しいイカを食べましたが、やっぱり残念。
こういう形ででも、何種類か置いてくれてるのは有難い気もしつつ
でも、せっかくの酒処なのに、これくらいの品揃えなんやなーという勿体無さに、色々考えさせられました。
そこそこ調べて行ったつもりだったのですが、もっと情報を集めておけばよかったなぁ;
ま、ちゃっかり、おいしいお料理の研究はできたので、ヨシとします!

さて、翌日。
高岡から、城端(じょうはな)線という単線に乗って(もちろん、テンション激上がり♪)
油田(あぶらでん)という無人駅へ。
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大好きな「苗加屋」を造る若鶴酒造さまへお邪魔しました。
10年以上前から、ずっとお邪魔したいと思ってたお蔵だけに、気合十分でしたが
予想以上に大きなお蔵でビックリしました。
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去年、紫綬褒章を授与されたという、とっても元気な78歳の杜氏さんに
色々お話を伺いながら、蔵を案内して頂きました。
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昔は、南部杜氏と越後杜氏を抱えていて、それぞれの蔵人集団で切磋琢磨してた話は
実に興味深かったです。 地元の方は、新潟弁と岩手弁の両方に慣れなければいけなくて大変だったそう。
その名残が、桶の名前に・・・
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今も名前だけ松蔵と鶴蔵として、当時の名残を残してるそうです。
鶴蔵に移動するには、外の階段を5段ほど降りないといけないのですが、その階段が凍ってるんです。
今回の旅で、一番危険な場所でした(笑)。

地元用の、本醸造酒や普通酒を、かなりたくさん造ってらっしゃるので、機械に頼る部分も多いそうですが
苗加屋や、大吟醸酒など上級酒は、昔ながらの手造りで別の造りをされてます。
普段は絶対に見せないという、苗加屋のモト部屋も見せていただきました。めちゃ嬉しい♪
苗加屋のもろみ。少し飲ませていただきました。嬉しすぎです!!
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また、夏の間の農業の話など、新潟や富山のお話をたくさん聞かせてくださいました。

今は使われていない古い蔵も見せていただいたのですが、レトロな素敵なものが一杯。
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重そうな扉も、趣があります。
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こちらの蔵は、この夏にはコンサートができるようなイベントホールに改装するんだそうです。
その前に伺えてよかったなぁと、しみじみ思いました。ほんと、とっても素敵な空間なんですもん。
でもきっと、改装されたら、それはそれで素敵な蔵として生き返ることでしょうね。楽しみが増えました。

お昼前から、蔵のお仕事がお忙しくなるとのことで、朝早くからお相手してくださいました。
無理をお願いして申し訳ありません。皆様ありがとうございました!

11時過ぎには再び高岡へ。
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