九州二日目~焼酎の蔵見学に行く [おでかけ]

二日目の朝、ご機嫌に起床。

電車まで時間があったので、鹿児島のお土産やら、特産品やらを物色。
買い込んで、荷物と一緒にコインロッカーに詰め込んで、出発です!

昨日と同じ在来線で、霧島方面へ。
車窓からは桜島♪
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モクモクと煙を吐いてます。
そういえば、前日に鹿児島入りしてからというもの、目がずっとゴロゴロしてたのです。
灰の影響なんでしょうかね;

桜島を眺めながら1時間ほど電車に揺られると隼人駅に到着。
本来最寄駅は日当山(ひなたやま)なのですが、隼人で乗り換える電車の数が少ないので
有人駅でタクシーも常駐してる隼人で降りて、タクシーに乗ることにしたのです。
タクシーで移動すること5分強・・・目指す日当山醸造さまに到着です。
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日当山醸造さんは、「アサヒ」という芋焼酎を造ってらっしゃるお蔵です。
他にも有名なところでは「千秀」や「百秀」があります。
アサヒは、10年位前に出会って、すっかりハマッた芋焼酎なんです。
見学させてもらうなら、絶対ここがいいと、ずっと思っていた念願のお蔵です。

とはいえ、日本酒のお蔵は何度も伺ってますが、焼酎のお蔵は初めてでして、ちょっと緊張します。
山下杜氏にご案内いただきました。(あ、写真がないっ・涙)
「普段、蔵の案内は勉強のためにも若い蔵人(さん)たちに任せてる」とおっしゃってたのですが
たまたまラッキーなことに、杜氏さん直々にお話を伺うことが出来ました。
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芋!
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黄金千貫です。

お邪魔したときは、これまたラッキーなことにお米を蒸してる真っ最中でした。
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日本酒のお蔵では、あまりお見かけしないドラム式の蒸米機です。
この蒸米機は3階に設置されていて、蒸したあとそのまま、放冷されて、
ドラムの下にある穴から、2階の麹室の床へと落とされて製麹されるそうです。

麹を作るときに使われる種麹は、日本酒の場合黄麹ですが、焼酎は白麹を使われることが多いです。
だから黒麹で仕込んだものには「黒」アピールがありますもんね(笑)。
この白麹、実は黒麹の突然変異で誕生したんだとか。びっくり。
白麹の焼酎はスッキリ系、黒麹のはコクがあり、黄麹は吟醸香のある華やか系・・・
と、よく言われますが、まぁ日本酒度と同じで、目安にしかなりませんわなー、ははは。

さて、麹が出来上がると、1次仕込が行われます。
日本酒でいうところの酒母造りっぽいです。
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これは、黒麹の1次仕込のもろみタンク。(酒母タンクではない;)
まさに、真っ黒です。
30℃をキープするため、櫂を入れてるところを、撮影させていただきました!

そして、蒸して粉砕した芋を投入する2次仕込。
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こちらは、白麹でした。発酵の力がすごくて、鳴門の渦潮のようにもろみがうねります。
こんな風に2種類の麹を同時に見られる機会も少ないんだとか。らっきー♪

2階から地上に降りてきて、蒸留器を見せていただきました。
(なぜか写真がない;)
90度を沸点とする常圧蒸留と、36度が沸点(すごい!)の減圧蒸留のふたつがあり
それぞれ違ったタイプの焼酎になります。
「アサヒ」と「百秀」は白麹の常圧で、「千秀」は白麹の減圧で造られています。
で、蒸留されて、貯蔵され割り水されて出来上がり。

知識としては知っていたものの、実際に見てみると「ほほーっ」と思うことばかり。
実に興味深い経験でした。
日当山醸造の皆様、ありがとうございました!

隼人の駅まで、杜氏さんに送っていただくと・・・なんとタイミングよく特急「きりしま」が!
まさか「きりしま」にも乗れるとはー♪
鹿児島に到着して、記念撮影
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してるところを撮られてました;
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鹿児島中央の駅の近くでお昼ご飯。
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「わっぜーか丼」というご当地グルメ。
こちらのお店では、黒豚のトンカツ・豚足・冷しゃぶが乗っています。すごいボリューム・・・
メニューに「お二人でどうぞ」と添え書きがあったので、
二人でシェアするつもりで「わっぜーか丼」と「きびなご刺身」を頼んだら
感じの良い店員さんに「いい選択ですね」とグッジョブ認定を受けました(笑)。
きび刺しは、辛子酢味噌で頂くのが鹿児島流のようですが、私は醤油の方が好きかなぁ。

お腹一杯になったのですが、これから福岡に移動するのに、どうしても心残りが。
そう、白くま。
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買い込んで、新幹線へ。

新幹線の改札内に、なんと焼酎バーが!
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もっと早く知りたかった・・・さて、1時間半の電車の旅。

そして、博多の夜は
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活けのやりいか。透明で動いてて、美味しくって、感激でしたー♪

博多に行くときには、絶対にお邪魔しようと思っていた「ネッスンドルマ」さんへ。
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ネッスンドルマ・・・オペラ「誰も寝てはならぬ」
なかなか粋なお名前と思いません?(笑)
日本酒のラインナップも、とっても魅力的だし、カウンターのお二人もとっても楽しくて
とても良い時間を過ごさせていただきました!ありがとうございます♪

そしてそして、連日の〆らー
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